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私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
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 誉さんも合格したと言うので、とりあえず図書館で会って、お祝いにとハンカチを渡して、それからは、月に1度位、図書館で会う程度だった。どこかに遊びに行ってデートしようよって言われていたけど、私はそんな気分になれなかったのだ。

 私が夏休みになって、彼はスーパーのバックヤードでバイトをやっていて、そのお休みの時、やっぱり図書館で会おうとなったけど、その日は席が取れなかった。彼がインターネットカフェに行こうかと言ってきて、そこなら、学力テストの過去問なんかも引っ張れるよと言うので、あんまり気乗りしなかったけど、誘われるままに付いてきてしまった。私は、ギラギラと暑い日だったので、ジーンのミニスカートにイェローのフレンチ袖のTシャツ姿で、日差しが遠慮なしに刺して来るので、それでもいいかと思ってしまったのだ。

 なんとなく、どんなところかは知っていたのだが、彼の後ろから付いていくと、完全に仕切られた個室なのだ。私 躊躇していたんだけど、彼に手を引っ張られて、人口レザーの包み込むような椅子にスポッと座らされていた。私が周りを物色するようにしていると、その間に彼は飲み物を持ってきて、隣に座って

「なかなか 快適だろう?  涼しいし」

「うっ うん まぁ でも なんか落ち着かないよー」

「そのうち 慣れるさー」

「ねぇ 大学で お友達できた?」

「まぁな でも なんか 自分より頭が良さそうな奴ばっかーに見えてな まだ 様子見かなー 仲良くなるまで」

「ふ〜ん 女の子も居るんでしょ? 才女」

「何人かはな でも 真織みたいな 可愛い娘は居ないよ」

「マオは・・・ 特別なこともできひんし つまんない女の子だから どこにでも居るよ」

 その後、問題をネットがら出してくれて、教えてもらいながらやっていて、2時間ほど過ぎた時

「少し 休憩! 今日も 真織 可愛らしい恰好してるね 似合うよ 足も細くて、真直ぐだからね ねぇ 今度泳ぎに行こうよー」

「あっ マオは 泳ぐの嫌い 水着も持って無いしー」と、私はぞぉーっとして、なんで この人の前で水着姿なんかー 見せなきゃーなんないのよー。水着は、この夏、姉ちゃんが新しいの買ったからって、お下がりがあったのだけどー・・・ブルーのタンキニ。姉ちゃんは、大学に入ってから、太ってきたので、もうきつくなったからって。

 私 やっぱり この人のこと 好きじゃぁないんだ。優しいんだけど、なんか ネチネチとしていると感じる。さっきから、それとなく手を触って来るし・・・。そんなことを考えていると

 彼が被さってきて、キスを迫ってきたのだ。「嫌!」と、咄嗟に首を横に振って避けたけど、私の耳辺りを這わすようにして、手は胸を包むようにしきて

「彼女 なんだから いいだろう
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