第三百四十四話 奇策破りその十四
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「攻めることや」
「それが肝心ですね」
「常にや」
今回だけでなくというのだ。
「戦略を立ててきてるわ」
「距離のことも」
「それでテキサスが広いこともな」
「頭に入れることですね」
「アラスカも広いけどな」
この州のというのだ。
「テキサスもな」
「広いですね」
「そやからな」
「そうして攻めますね」
「そや、百万の軍でな」
それで以てというのだ。
「三方そして海からな」
「攻めていき」
「勝つで」
「そうしますね」
「それでアメリカ西部は統一や」
それが成るというのだ。
「アメリカ統一、そして世界も統一してな」
「一つになった力でこの世界を襲う危機に向かう」
「そう考えてるけどな」
「その一つの節目ですね」
「それをな」
テキサス州を攻めてデリーロ達を降してというのだ。
「これからな」
「成しますね」
「そや、ほなな」
まさにというのだ。
「その様にな」
「攻めていきますね」
「そうしてくで」
「いいと思います」
ミニーはトウェインの戦略に頷いた、そしてそれをよしとしてそのうえで彼に対して微笑んで話した。
「それで」
「問題なしか」
「はい、大軍やとです」
その状況ならというのだ。
「相手に対してかなり優勢なら」
「それやとやな」
「複数の方向から攻めていき」
「相手を圧倒するんや」
「そして距離のことも考慮する」
「相手とのな」
「補給も考慮し海からも攻める」
水軍のことまで指摘した。
「それはです」
「ええことか」
「はい、このままです」
「攻めていくとええな」
「そうしましょう」
「ほなな、行こうな」
「進めていきましょう」
戦をとだ、トウェインに微笑んで応えてだった。
ミニーはコーヒーを飲んだ、そのコーヒーはアメリカンであった。ブラックのそれを飲んで意識をさらに覚醒させてだった。
トウェインと戦略についてさらに話した、そして軍を進めていくのだった。
第三百四十四話 完
2024・3・1
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