第三千三百三十三話 七ヶ国だと
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第三千三百三十三話 七ヶ国だと
インドは七ヶ国という言葉を聞いて言いました。
「どうも一つの法則があるたいな」
「法則?何がだよ」
「大国でもたい」
その顔触れはというのです。
「何かが足りないとよ」
「核兵器か?お前は持っているな」
ドイツがインドに言葉を返しました。
「だからそのことはだ」
「いや、核兵器じゃなくてたい」
そこは断るインドでした。
「超大国になれそうでたい」
「なれないか」
「そうした顔触れたいな」
「そうかな、インドと日本は凄い国力だし」
イタリアはインドの今の指摘に疑問形で返しました。
「ブラジルだってね」
「考え過ぎたいか」
「そうじゃないかな」
「そうたいか」
「この顔触れなら五ヶ国に対抗出来るよ」
充分にとです、イタリアはインドに言いました。そして彼が出してくれたミルクティーを飲むのでした。
第三千三百三十三話 完
2024・4・4
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