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スーパー戦隊超決戦
第一話 全てのはじまりその五

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「ジェレを壊した連中もおかしな連中だった」
「モンス=ドレイクとかいったな」
「ああ、デレプタにターゲイトともな」
 夜野に応えて話した。
「いっていたな」
「三人でな」
「パトレンジャーの人達も来てくれて全壊は免れたけれど」
 早見はそれでもと話した。
「それでもね」
「とんでもない奴等だったな」
「そうよね」
「一瞬ギャングラーかと思った」
 夜野は真剣な顔で言った。
「本当にな」
「私もよ」
「しかしどうもな」
「違うみたいね」
「あんな連中はいなかったしな」
 ギャングラー達にというのだ。
「それに行動パターンもな」
「何か違ったな」
 宵町が冷静に指摘した。
「盗む素振りは一切なかった」
「そこだ、俺も思った」
「そこが違うとだな」
「ああ、ただこの店に来てな」
「暴れただけだったな」
「ギャングラーはそんなことはしない」
 絶対にというのだ。
「何か狙うものがあってだ」
「来るからな」
「そうよね、何なのかしら」
 早見は首を傾げさせて言った。
「あの連中は」
「まだわからない、だがまた来たならだ」
「今度はお店を壊される前にね」
「倒すだけだ」
「そうよね」
「そうだ」
 宵町は早見にも答えた。
「それだけだ」
「本当にね」
「あの」
 三人のところにコグレが来て言ってきた。
「そろそろです」
「あっ、来るんだ」
「修理業者の方々が」
「そうか、じゃあな」
「そちらの用意を」
「あと今日早速来るよ」
 今度は高尾ノエルが来て笑顔で言ってきた。
「朝加君達がね」
「圭ちゃん達か。そういえば今日から営業再開だからな」
 それでとだ、夜野も頷いて言った。
「来るな」
「そうだよね」
「圭ちゃん達うちの常連だしな」
「最近常連の人増えてるけれどね」
「忍者と科何処かの車掌さんとかな」
「うん、それで彼等もね」
「今日から来るか」
 店にとだ、夜野はそれならという顔で応えた。
「それならな」
「これからだね」
「もてなす準備するか」
「そうしようね」
「腕によりをかけるか」
 ほんの少しだけ微笑んでだった、宵町は言った。
「久しぶりにな」
「そうしよう、陽川さんも来るしね」
「絶対にな」
「だったらね」
「久しぶりにだ」
「美味しい思いしてもらいましょう」
「是非な」
 怪盗の面々がこうした話をしているところにゴセイジャーの面々が来た、そうして即座に仕事にかかったが。
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