暁 〜小説投稿サイト〜
遺骨
2006 11/15

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11月 15日
今日はお姉ちゃんに怒鳴られた
僕は、ただ絵を描いてたんだ
その時に鼻歌で歌ってたせいから

お姉ちゃんが、
「私に対して死ねって言った?」
って急に怒鳴ってきた。

もちろん僕はそんな事言ってないし
訳がわからなかった。

姉は僕の困惑してる顔見て
ハサミを投げてきた。

投げた時の、あの姉の目は全く光がなかった。

僕の腕にハサミが当たったけど
かすり傷
運が良かったかも‥
一瞬何が起きたかわからなって恐怖で頭が真っ白だよ
嗚呼、誰も助けてくれないんだね。

体も震えて動けない
姉は光がない目をしながら

目の前に来て、
僕のお腹を強く足で蹴った。

(痛い...)

(痛い...)

(痛い...)

(痛い...)

(痛い...)


いつもこうだ
ずっと僕が悪いかのように責めてくる
なんで、怖がらなきゃいけないの
なんで...

お母さん
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