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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第一話 集うライダー達その十一
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今頃死んでたよ」
「じゃあ。まあ僕は暫くここの世界にいるから」
 キュウべえは断る様にして話す。
「僕のわかる限りのことなら話すからね」
「わかった。ではまずはだ」
 天道が言う。
「その開いた門に入るとしよう」
「それにしても何か大変なことになってきたな」
 城戸は腕を組んでこう言った。
「スサノオが他の世界にもちょっかいかけてることはわかってたけれどな」
「それが仮面ライダーのいる世界にもだからな」
 今言ったのは相川始だ。
「他の戦士達にもそうしていたとはな」
「全く。暇な奴だ」
 秋山は表情を変えずにこう言った。
「何かとな」
「全くですよ」
 良太郎は少しぼやいてる感じになっている。
「あちこちの世界に関わってるんですね。本当に」
「問題はどれだけの世界に関わっているかだね」
 フィリップが考えるのはこのことだった。
「果たして幾つの世界に関わっているのか」
「多分関わっているのはあの二つの世界だけじゃない」
 天道はこう見立てた。
「おそらく。俺達の今度の戦いはだ」
「それだけに長く激しいものになる」
「そういうことか」
「戦いははじまったばかりだな」
 響鬼は少し気さくな感じで話した。
「じゃあ。気長にいくか」
「何か余裕だな」
「あれこれ深刻に考えても仕方ないさ」
 その気さくな笑みでだ。響鬼は乾にも返した。
「戦うことは変わらないんだからな」
「それはその通りだな」
「だからな。油断は禁物だが気楽にいこう」
 また言う響鬼だった。
「鍛えていってな」
「何か違うね」
 キュウべえは響鬼の言葉を聞いてだ。
 右の後ろ足で頭の後ろをかきながら言った。
「魔法少女達と」
「何が違うんだ?」
 今問い返したのは小野寺ユウスケだった。
「俺達とその魔法少女の何処が」
「強いっていうかね。割り切ってるよね」
 そこが違うというのだ。
「魔法少女達は諦めって言うかね。そういうのがあるんだけれどね」
「魔法少女がどういった存在かはまだよく知らない」
 門矢はまずはこう言った。
「しかしだ。俺達はだ」
「仮面ライダーは?」
「ライダーになった理由は様々だ」
 それこそ人それぞれだ。血の問題だったり運命的なものだったり自分で選んだりだ。だが共通しているものはあるのだった。
 それは何か。門矢は話すのだった。
「だがライダーは何があろうと。例え死のうと」
「ああ、それは聞いてるよ」
 キュウべえは門矢の今の言葉にすぐに言葉を入れた。
「君達は例え死んでも何度でも蘇るんだったね」
「そしてスサノオと戦う」
「それが君達の運命だったよね」
「俺達はその運命を受け入れている」
 そうだというのだ。
「人間としてスサノオと戦う運命をだ」
「人間
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