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仮面ライダーBLACK RX〜ネオゴルゴムの陰謀〜
第二十話『火山の咆哮』
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けてもなおエピメルは諦めを見せない。しかし、徐々に景色が変わり、光の線が辺りを突き抜けるようになり、自身の想像と異なることに気づく。
 「仮面ライダー!一体何が目的だ!」
 エピメルは徐々に焦りを見せるが、ロボライダーはそれを意に介さずライドロンを走らせ、やがてある場所へたどり着く。それは、一面が酷く荒廃し、大地には数多の亀裂が見える世界。そう、かつてクライシス帝国が存在し、現在は命の途絶えた異次元、怪魔界だ。ロボライダーはライドロンにある怪魔界と行き来する能力を思い出し、それを利用してエピメルを安全に撃破することを思いついたのだ。
 「なんだここは!」
 エピメルは突然のことで脳の処理が追いつかずにいた。
 「エピメル、ここなら人々に被害が出ることはない。大人しく諦めろ!」
 ロボライダーは再びボルティックシューターを構える。
 「誰が諦めるものか!こうなれば、お前だけでも道連れにしてやる!」
 エピメルはロボライダー目掛けて突進してくる。
 「フンッ!」
 ロボライダーは必殺の一撃、ハードショットをエピメルの心臓に放つ。
 「このまま退避するぞ!」
 ロボライダーはライドロンに乗り、すぐさま怪魔界から地球へ帰還する。
 「馬鹿な!この俺が!こんなあっさり、負けるなんて!」
 エピメルは悲痛な叫び声を上げながら爆発し、そのエネルギーは怪魔界全域に流れ、怪魔界の裏とも言える地球はその影響で日本では地震が起きるが、特に大々的な災害になることはなく無事にこの事件は幕を下ろしたのだった。
 続く

 次回予告
 ついに動き出すソフィルの計画。警戒する光太郎の前に現れたのは、まさかの人物だった。『揺らめく命』ぶっちぎるぜ!
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