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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第3話:デートって2人でするものでしょ?
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ィータイムを満喫することに相成った。

(しかし,さっきのシスターさんは巨乳だったなぁ///)

《はやてさん!マスターが”さっきのシスターさんは巨乳だったなぁ”
って考えてます》

「ははは。相変わらずゲオルグくんはムッツリやなぁ」

「ムッツリじゃねーよ。てかレーベン!余計なこと言ってんなよ」

《空気を和ませようかと》

「・・・はあ。君らは緊張感というものがないのか?まったく」

クロノさんは俺たちのアホな会話に心底呆れたようだった。

《まったくですね。マスターは。こんなときにシスターさんの
胸の大きさについて考察するなんて。呆れてものも言えませんよ》

「まぁ,しゃあないでレーベン。ゲオルグくんは神聖ムッツリスケベ皇帝
やからな」

「なんだよその称号!」

そんなアホな会話を繰り広げていると,ドアが開いておかっぱ頭のシスターと
おっとりした感じの金髪の女性が入ってきた。

「楽しそうですね,はやて。クロノさんもようこそいらっしゃいました」

「お久しぶりです。騎士カリム」

「お先にお茶さしてもーてたでー,カリム」

俺が3人の会話に取り残されていると,おかっぱシスターが話しかけてきた。

「ゲオルグさん,お久しぶりですね。その節はお世話になりました。」

「お久しぶりです。シャッハさん。」

「ん?ゲオルグくんはシャッハと知り合いなんか?」

「以前,教会から聖遺物の現地調査への協力を本局の情報部に依頼した時に,
 ゲオルグさんの部隊に出動していただいたのですよ。
 その際シャッハには教会の代表として調査に参加してもらったのです。」

はやてが俺とシャッハさんの会話に割り込んできたので,
カリムさんが経緯を説明してくださった。

「聞き及ぶところではかなり危険な調査だったとのことですし,
 すぐにでも直接お礼を申し上げたかったのですが,
 今日までお会いする機会がなく申し訳ありませんでした。
 私,カリム・グラシアと申します」

「いえ。自分は上からの命令に従って任務を遂行しただけですので。
 ですが,ご丁寧なお言葉を頂きありがとうございます。
 自己紹介が遅くなりましたが,本局情報部所属の
 ゲオルグ・シュミット三佐です。騎士カリム」

「よろしくお願いいたしますね。あと,カリムで結構ですよ。」

カリムさんはそう言うとにっこりと笑った。

「シャッハ。」

「はい,騎士カリム。ゲオルグさん,後ほどまた」

「ええ。」

シャッハさんはそう言うと退室していった。

「それでは,今日お集まりいただいた目的を果たすことに致しましょうか」

カリムさんがそういうと,部屋の中の空気が変わった。
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