第五百十話
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第五百十話 閉幕
パーティーが終わる時間となった、今田先生と今日子先生はパーティーに参加した生徒達とカーミラに笑顔で話した。
「これで終わりです」
「また開きますので宜しくです」
「今日は皆さんお疲れ様でした」
「帰り道は安全に」
「わかりました」
華奈子達は笑顔で応えた、そうしてそれぞれの家に帰っていったが。
カーミラは残って笑顔で言った。
「今度は私がね」
「パーティーを開かれます?」
「そうされるのですか」
「ええ、来月にね」
この時にというのだ。
「させてもらいたいけれどいいかしら」
「貴女がそう言われるなら」
今田先生は穏やかに答えた。
「私に反対する理由はありません」
「私もです」
今日子先生も言った。
「特にです」
「生徒の皆さんもお招きしたいと思いますが」
「あの娘達も貴女のことをわかってくれましたし」
「私達としてもです」
「反対する理由はありません」
「それではね、ではね」
カーミラは先生達に笑顔で応えた。
「楽しみにしておいてね」
「そうさせてもらいますね」
「生徒の皆さんも一緒に」
「パーティーは時々やるとね」
そうであるならというのだ。
「素敵でしょ」
「いつもだと飽きますね」
「どうしても」
「あくまで時々です」
「それでこそいいです」
「アメリカ風ならいいけれど」
この国の様なパーティーならというのだ。
「貴族風になると」
「どうしてもです」
「飽きますね」
「私としてもね。ゆっくりとしたい時もあるし」
それでというのだ。
「時々でいいわ」
「そうですね、では」
「来月ですね」
「私のところに来てね」
笑顔で言ってだった。
カーミラは今田先生の家を後にした、そしてだった。
自分の屋敷に帰った、そのうえで使い魔達に話した。
「今日はお風呂に入ってね」
「休まれますね」
「そうされますね」
「ええ、そうするわ」
こう言って着物を脱いだ、そのうえで風呂に入ったのだった。
第五百十話 完
2022・9・24
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