第五百六話
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第五百六話 リーダーとして
梨花も言った。
「カーミラさんともっとお話して」
「そうしてなのね」
「お付き合いさせてもらう?」
美奈子に応えて話した。
「そうしてもらう?」
「そうね。先生達もいいって言われてるし」
美奈子は梨花の言葉に頷いて述べた。
「それじゃあね」
「いいわよね」
「ええ」
梨花に答えた。
「私はいいと思うわ」
「何かこうした時ってね」
梨花は少し恥ずかしそうに話した。
「私が言わないと駄目っぽいし」
「だって梨花ちゃんがリーダーじゃない」
華奈子は笑って答えた。
「あたし達のね」
「クラウンの」
「だからね」
その為にというのだ。
「やっぱりよ」
「こうした時は」
「梨花ちゃんが判断してくれたら」
リーダーである彼女がというのだ。
「それでね」
「決まるのね」
「そう、だからね」
華奈子は笑ってさらに話した。
「今回もね」
「決めてなのね」
「よかったわ」
こう言うのだった。
「やっぱりリーダーだったら」
「決めることね」
「そう、じゃあね」
「これからは」
「クラウン皆でお付き合いしていこう」
「これからは警戒しないで」
「カーミラさんとね」
まさにというのだ。
「そうしていこうね」
「七人皆で」
「そう、是非ね」
まさにと言うのだった。
梨花がこう言ってだった。
クラウンのメンバーはカーミラとメンバーぐるみで交流を深めることにした、それは他の塾の生徒達もだった。それぞれカーミラと交流を深めそうして彼女と仲良くなって絆も作っていくことにした。
第五百六話 完
2022・9・9
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