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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第94話 対決!一龍VSサーゼクス!D×G連合結成!!
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side:小猫


ルフェイさんのフロルの風で移動した私達は、現在長い道が続く場所に来ていました。


「イッセー先輩、ここは何処ですか?」
「俺も初めてきたけど親父の話からするにここは三途の道だ。人間界からグルメ界に入ることが出来る3つの道の一つだって言われている」
「えっ!?ここってそんな重要な場所だったの!?」
「勿論他の場所からに比べたら少し安全って意味ですけどね」


 私はイッセー先輩にこの場所について聞くと、何とグルメ界に入るための場所だと知りました。


 それを聞いた部長は凄く驚いた様子でした、だってあの危険地帯であるグルメ界に入れる場所があったんですから。


 でもあくまで他の場所と比べたらちょっとだけ安全……って感じらしいのでまあそうだよね、と思いました。


 グルメ界への入り口は正確には決まっておらず入ろうと思えばどこからでも行けます。しかし海域には死の海流『毒潮』が流れているらしく少し近づいただけで即死するほどの猛毒らしいです。


 じゃあ空からならと言われても巨大なサイクロンが壁を作っていて近づくことが出来ません。運よくそれらを突破できても今度はグルメ界の猛獣に襲われるだけですのでよほど凄い運の持ち主でもなければ侵入は不可能でしょう。


 その3つのルートは直接陸地を渡って行けるので毒潮やサイクロンの影響を受けないようです。まあそれでも相当危険な事に変わりないようですが……


「でも何でこんなところに連れてきたんだ?」
「実際にグルメ界に生息している猛獣達の強さを改めて見てもらおうと思ってな。前は非常事態だったから正直パニックになって余裕は無かったじゃろう?」
「確かにあの時は恐怖でそこまで考えられなかったな。グルメ界の生物を他にも見れるなら有難い」


 イッセー先輩はなぜ三途の道に私達を連れてきたのかと一龍さんに聞くと、彼は改めてグルメ界の生物の強さを見てもらう為に連れてきたと言いました。


 確かにあの時は一龍さん達の方が凄すぎて猛獣をしっかり見れませんでしたからね。阿修羅タイガーやキングレントラーとは多少戦いましたが、他のグルメ界に住んでいる猛獣の事をじっくり見れる機会があるのは嬉しいです。


 アザゼルさんも落ち着いた環境でグルメ界の猛獣の強さを見れるのを有難いと言いました。


「それでどうするんだ?親父が戦うのか?」
「いや、ここにはグルメ界から迷い込んできた猛獣をたった一人で何年も食い止めてきた男がいる。イッセー、お前にいい影響を与えてくれるじゃろう」
「俺に?」


 てっきり一龍さんが戦ってくれると思っていましたが、どうも違うみたいですね。


「そういえば前に一龍さんがグルメ界から迷い込んで
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