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まともに相手にしてもらえなくて・・ おまけにブスといわれて
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 私が、駅前まで文房具を買いに出かけて戻る時、バス停のところで十和子さんが3人の男の子に囲まれているのを見てしまった。十和子さんは赤いミニのフレァースカートにチャラチャラした首飾りを下げて、濃いめのお化粧をして、相変わらずの恰好。

「いいから、カラオケ付き合えよー」

「嫌だって さっきから 言ってるじゃぁない ウチ 用事あるんだから・・」

 と、聞こえてきた。男は、十和子さんの腕を掴んで、しつっこく誘っているようだ。その時、チラッと十和子さんは私のほうを見て、眼が合ってしまった。もしかして、助けてって言っているのー 私は、どうすればいいんだろうと、頭が真っ白になって、とっさに、傍に行って

「十和子先輩 あっちでみんなが待っているよ もう直ぐここに来るよ 孝雄さんとか男の人 何人かで」と、言ってしまった。

「なっ なんなんだ お前はー 気持ち悪ー 眼をむいて・・チリチリの頭で」

「おい 行こうぜー 男来るんだってよ このブス ゲン悪いよ」 

 と、男の子達は「チェッ なんなんだ あのギョロ眼見たかー 気持ち悪いよなー」とか言いながら、去っていった。今日は、髪の毛も留めてなくてバサバサしてたんだけど、あんな言い方って・・。

「ありがとうな サダコ 助かったよ 隣町のN高校の奴らでな しつこいんだよ 前からウチと付き合えって」

「そうなの 嫌なんだー」

「あぁ あいつら ヤルの目的に決まってるんだ サダコ お茶しょ 暇?」

「あのー ウチ サダです でも、なんでサナじゃぁないのー?」

「うん 知ってるよ サナじゃぁなくて サダっていうの 職員室で先生の前でも、はっきりゆうてたもんなー あー ごめん サダコって 悪乗りしてしまった」

「べつに なんでも良いですけどー」

「サダ いっぺん ゆっくり話してみたかったんだよ いこー」

 私は、連れられて近くのカフェに入っていった。

「あのさー 茜姉さんがなんで、サダのこと気に入っているかわかる?」

「あのー 気に入ってくださってるんですかー?」

「ウン あの子は純粋な眼でウチ等のことを見つめてくるって 根性座っているって だから・・」

「そんなことないですよ ウチは 訳わかんないことばかりだから・・」

「さっき だって 眼をそらさないで、ウチのこと見つめていたやん だから、眼が合ってな それに、逃げないで、機転きかせて、ウチを助けてくれた」

「そんなー あの時は 頭が真っ白になってしまって 何とかしなきゃぁって あのー ウチって そんなに 気持ち悪いですか?」

「ウーン いきなりだとね そんなに気にするなよー でも、茜姉さんはさすがだよ 見抜いているんだなー サダのこと」

「ウチはね ブ
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