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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十九話 黒のグレート断罪王 対 白のグレート断罪王!正社員が非正規雇用の労働者をバカにしてんじゃねぇよ!正規雇用だろうと非正規雇用だろうと俺たちは同じ色の血が流れる人間だろ!俺たち人間がするべきことは自分より生活能力のない人間を見下し傷つけることではなく、互いに手を取り合い相互理解を深め共に社会を発展させることだ!非正規労働者をいじめる正社員は全員痴漢の濡れ衣を着せられろ!
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「石川マサヒロ君はどうしてそこまでして人類を滅ぼそうとするの?」
 「ククク…ハルカ…お前、俺と同じ断罪王のくせに、面白いこと言う…俺は俺以外の人間が嫌いなだけだ!それにわざわざアンノウンが手を下さなくてもどうせ人類は自滅し地球は壊れる。ならそうなる前に俺の手で人類を滅ぼし、地球をこの人類という間違った存在の支配下から解放し救済する!それがグレート断罪王!石川マサヒロだ!」
 「黒の断罪王を止められるのは白の断罪王だけ…私は黒の断罪王が石川マサヒロ君の中に覚醒するまで白の断罪王の力で何度も時間旅行をして苦難を乗り越え至高天を結成し、銀装天使を開発してアンノウンと戦ってきた…でも私は一度も人間を嫌いになんてなれなかった…私には石川マサヒロ君が理解できない…」
 「ならなぜ、俺の愛の告白を断った?ハルカが俺の心の居場所になってくれれば俺は人類への憎悪から断罪王に覚醒せずに済んだかもしれない。ハルカ!なぜ俺を拒んだ?」
 「そんなの石川マサヒロ君が気持悪いからに決まってるからでしょ?」
 「おやおや言っていることが矛盾しているな〜さっきハルカは何度も時間旅行をして苦難を乗り越え俺と戦う準備をしていても一度も人間を嫌いになれなかったと言っていたはずだ!」
 「私は別に石川マサヒロ君のことが嫌いなわけじゃない…ただ恋人にはなりたくなかっただけ…」
 「それだよ…ハルカ…そこで大人になって俺を愛してくれれば…こんなことにはならなかった…ハルカは結局、俺の愛を受け入れるのが嫌になって至高天を作り、銀装天使を開発したんだ…」
 「違う!私はこの人類を滅ぼすために存在する白の断罪王の力を利用してアンノウンや
黒の断罪王から人類を守ろうとしただけよ!そのために時間旅行の末にこの世界に絶望した人々を銀装天使の操縦者に誘った…そして私が至高天に誘ったみんなは自らの犯した罪を償うため、過去の辛い思い出を乗り越えるために戦ってくれた、今も戦ってくれている」
 「ハルカ!今ならまだ間に合う、俺の愛を受け入れろ!俺の居場所に!俺の真なる母になって共に人類を滅ぼし、新世界のアダムとイヴになろう!」
 「嫌…私はあんたみたいな気持ち悪い馬鹿の母親になんてなりたくない!私はこの白の断罪王で人類を救う!救ってみせる!」
 「お前は俺のママになるんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」
 黒のグレート断罪王の振ったグレート断罪剣を白のグレート断罪王のグレート断罪剣が受け止める。
 二本のグレート断罪剣がぶつかりあうことで発生した衝撃波が至高天の基地とその周りの市街地を一瞬で塵にしてしまう。
 「ククク…フハハハハハハハ…!なぁ…ハルカよぉ…お前…白の断罪王をいったいどうやって白のグレート断罪王に覚醒させたんだ?」
 「なにが…言いたいのよ…?」
 「俺は自分の母親を殺し
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