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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十八話 女は集団でクラスや職場で孤立してる男の悪口を言っていじめるのはやめろ!自分の主義主張があるのなら一人で正々堂々、そいつに悪口を言え!自分の言いたいことも一人で言えねぇ臆病者のウジ虫女どもは全員、俺と結婚して世界一幸せな家庭を築け!
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たちの欲求を満たすために子供を作り出産する。
 もっとわかりやす言えば、子供を作る行為というのは死体を作るのと同じということだ。自分達が死ぬとわかっている男女が自らの幸福のために自分たち同様にいずれ死ぬとわかっている命を創造する。
 自分が死ぬと知っていて生まれてくる命がこの世界に存在するわけがない。
 つまり、人殺しは俺ではなくカズキをこの世に誕生させたキンカイのほうである。
 つまり人殺しに人殺しと言われる筋合いはないし、石川タカユキみたいなエロジジイ頼らなければカズキにご飯も食べさせられず、学校にも通わせることができないような貧乏女が子供を作るほうがよっぽど人殺しに近いと俺は思う。
その日、つくば市にある石川タカユキの家にキンカイの友達が娘を連れてやってきた。
 キンカイの友達と言っても日本人ではなく中国人である。
 キンカイの友達が連れてきた娘は世界最高民族の日本人農家の夫の間に生まれた日本人と中国人のハーフらしい。
 自分の家の中を大声を出して走り回るキンカイの友達の娘を見て五十代の石川タカユキはキンカイにこれから子供を作るから、その時は女の子が欲しいと言っていた。
 五十代のくせに二十代の女との間に子供を欲しがる俺の父親石川タカユキは正直、気持ち悪いと思った。
 
 死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ死んでしまえ。

「親のことをそんなに悪く言ってはいけませんよ」
 背後から聞こえてきた声に後ろを振り向くとそこには複合スポーツ施設の運動場のベンチにいつも座っているあの不気味な美少女の姿があった。
 「君は…複合スポーツ施設の…どうして石川タカユキの家にいるんだ…?」
 「私の名前はメシア…」
 後ろ向いてメシアと話している俺に対して周囲の人間たちはまるで何事もないかのように食事や談笑を続けている。
 「そうだ…俺はこのつくばの家では異物みたいなものなんだ…石川タカユキやキンカイやカズキの三人にしてみれは、俺は母さんが三人の生活を壊すために送り込んだ邪魔者みたいなものなんだ…」
 「そんなことを言ってはいけませんよ。石川マサヒロが邪魔者なら、なぜキンカイは石
川マサヒロに食事を作り、衣服の洗濯をしてくれるのですか?」
 「そんなの全部カズキのために決まってるだろ!キンカイは一度、息子のカズキの存在を偽って石川タカユキを裏切ってる!だからキンカイが俺に食事を作ったり優しくするのは、そうすることで石川タカユキに忠誠心をアピールしているに違いないんだ!全部…カズキの将来のために決まっている!石川タカユキはカズキの将来を人質にして若いキンカイを自分の思い通りにしている!大人は汚いぜ!」
 「あなただって大人でしょう?」
 
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