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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第85話 究極に甘い食材はどれだ!オカルト研究部だけの初めての捕獲!後編
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「暇だな……」


 イッセーはオカルト研究部のメンバーの帰りを待ちながらクリスが食べなかった食材を分けてもらいソレを食べながらそう呟いた。


「なんだ、イッセー。お前猫やリーア達の事心配じゃねえのかよ」
「捕獲レベル40を超える猛獣がいるならともかくそうじゃないのなら今更心配はしないさ。朱乃とギャスパーの側には黒歌もいるからな」
「ふーん」


 隣で同じように暇そうにしていたサニーがそう聞いてきたが、イッセーは心配していないと返した。


「そういえばさ、リン姉」
「ん、なに?」
「祐斗とはどういう関係なの?」
「へっ……?」


 イッセーの突然の質問に呑気にパフェを食べていたリンが食べる手を止めてしまった。


「ど、どういうって?」
「いや、なんか祐斗がよく自分用の香水作ってもらってるからお礼がしたいって前に言ってたのを思い出して……丁度今一緒にいるし欲しい物でも聞いておこうかなって……実際どうなの?」
「べ、別に普通の関係だし……祐斗君は話が合うし甘い物とかお土産でくれるからおかえししてるだけだし……」
「えっ、でもなんか前に一緒にデートに行ったって祐斗から聞いたけど……」
「デートじゃないし!調合に使うハーブを買いに行偶然会っただけだし!それで甘いもの巡りしただけだし!」


 オカルトメンバーは稀に個人や二人でグルメタウンに行くこともある。冒険は危険なため今回は例外だが基本は必ずイッセーと同行のルールだ。


 でも町なら心配は無いからイッセーが同行する必要はない。だからリアスも休みの日に朱乃やアーシア、小猫と一緒にグルメタウンで買い物をしたりしている。


 祐斗もイッセーと最近はギャスパーも交えて一緒に行動したりしているがリンとも一緒に行動しているらしい。


「ふーん、あの食い意地しかない我が妹がなぁ……」
「お兄ちゃん!その顔止めるし!凄く腹立つ!」


 サニーがニヤニヤしながらリンをからかう。当然リンは怒った。


「何の話をしてるの?」


 するとティナがイッセーに話しかけてきた。


「ティナ、司会はどうしたんだ?」
「今は休憩中よ。そういえば祐斗君達は?」
「祐斗達は食材を取りに行ってるよ」
「そうなんだ……」


 イッセーがそう答えるとティナは寂しそうにそう答えた。


「祐斗に会いたかったのか?」
「うん」


 イッセーはそう聞くとティナは素直にそう答えた。


「す、素直だな」
「だって隠したってしょうがないし」
「……デリカシーの無いことを聞くが祐斗の事好きなのか?」
「ええ、好きよ」


 これまたあっさりと答えたティナに一同は動揺した。


「どうしたの
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