暁 〜小説投稿サイト〜
僕は 彼女の彼氏だったはずなんだ 完結
4-?
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
に聞いていた。

「うん 合格あげる」

「明璃ちゃん ありがとうね」と、美鈴は礼を言っていた。

 お昼頃になって、あと、最後の列で終わると言う頃、工務店の堤さんという人が来て

「店長 もう一つ、追加できないかな 親方の所にも、持っていこうと思ってな 無理しなくてもいいんだけど うちのを廻すから」

「大丈夫ですよ 余分につくっていますから」と、美鈴は応えていた。合計4セットを抱えて

「ありがとうな じゃぁ 来年もよろしくな」と、言って帰って行った。

「美鈴 数 大丈夫なんか?」と、僕が聞くと

「うん 大丈夫 余分あるから なんとかなるよ さあ、あと、少しね」と、言っていた。

 最後は、16並んでいたが、最後の3つ分が食材が足らなくなるものが出てきて、晋さんが、それを見ながら、ありあわせのものを詰めていった。

「店長 僕の分は、要らないですから」と、1つを取り除いた。

 そうか、美鈴は、みんなの分も用意するつもりだったんだと、思った。全て、終わった時、晋さんは、ピラフをみんなに用意していてくれた。

「お疲れさん なんとか、終わったよ 特製ピラフだから、食べてよ」と、晋さんは、みんなに勧めていた。その間にも、次々と受け取りにくる人が続いて、最後は3時になるらしかったが

「みんな、ありがとうね 1つずつ、用意したから、持って帰って 最後、私、待っているから、みんなは、もう、帰って頂戴 お疲れさまでした 助かりました」と、美鈴が頭を下げていた。

「店長 私 本当に3日まで、お休みでいいんですか 3日も出ますけど」と、舞依ちゃんが、美鈴に聞いていたが

「いいの 休んでちょうだい 晋さんと私だけで、大丈夫よ 予約のお弁当だけだし お父さんもいるし 4日からお願いね」と、美鈴が言っていた。

 昇二も帰るので、乗せて行こうと、光瑠に声を掛けていたが、光瑠は、晋さんと洗い場に居た。

「待って もう 少し 洗い物済ますから」と、しきりに晋さんに話しかけていたようだ。

 明璃ちゃんは、昇二に「遊びにいこうよー」と、誘っていたが、僕は、美鈴を迎えに行くので明日の待ち合わせ場所を決めながら

「なぁ 光瑠 晋さんのこと興味あるんかなぁー 今日も、べったりたぜ」と、美鈴に聞いてみた

「かもね 私も あれーって思っているんだ この前から」

 と、話しているうちに、光瑠も出てきて、昇二も帰って行った。僕も、美鈴に別れを告げて、帰る時、待合所の貼りだしスペースを見たら、隙間なく、作品が貼りだされていた。その中の1枚の絵に眼を留めた。小学校1年の子が書いたもの。テーブルの上のステーキかハンバーグかわからないが、お皿を書いて、お父さん、お母さんと2人の子供が笑顔で座っている。そ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ