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真・恋姫†無双〜俺の従姉は孫伯符〜
雪肌+銀髪+へぅ=董卓さん可愛すぎるでしょ……
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きで扉を開けて入っていく。ふむ、スルー能力もハンパないなこの人。
 いつまでも悶えておくわけにもいかないので、ダッシュで入室する。

「孫瑜、このお方が董卓よ。アンタなんかが敵うはずもないような高貴で偉大な人なんだから、しっかり敬いなさい」
「え、詠ちゃん……私そこまで偉くないから……」
「なに言ってるの。そんなだから周囲の高官共にも『董卓様は甘い』とか言われるのよ。もっとしっかりしなきゃ」
「そ、それはそうだけど……でも……」
「でももだっても禁止」

 賈駆さんが董卓と呼ばれた少女と何やら会話を繰り広げているが……現在の俺はそんなことに構っている場合ではない。ずいぶんと失礼なことを口走られて気もするが、今はそんなことはどうでもいい。
 おそらく同年代であろう賈駆さんと比べても低い身長。手足は細く、降り積もった雪のように白い。顔立ちは整っているというより、収まるべき場所にこれ以上ないほど収まっているというべきか。窓から降り注ぐ日光に反射して美しく光り輝く銀色の長髪も相成ってか、とても精巧に作られた人形のようだ。
 そんな究極無敵容姿端麗魅力完璧少女、董卓に俺は心の底から見とれていた。こ、これはヤバい……雪蓮一筋を自称している俺でさえも決心が一瞬揺らぎかけた。恐るべし、董卓!
 顔を真っ赤にして見惚れる俺。ようやくこちらに気が付いた董卓は、お日様も尻尾を巻いて逃げだしそうな笑顔をこちらに向けてくる。

「初めまして。詠ちゃんに連れてこられた方ですね? 先日送られた手紙で軽くではありますがお聞きしております。私の名前は董仲頴。これから仲間になるのですから、ご気軽に真名で『月』とお呼びください」
「あ……ど、どうも。そ、孫仲異と申します。生まれは呉国。一応王族である孫家の家系なんですけど、いろいろあって今は放浪の身です。山賊退治していたところを賈駆さんに無理矢――――もとい、賈駆さんのお眼鏡に適ったようで、こうして参上いたしました。あ、それと真名は『雹霞』っていいます。これからよろしくお願いします」
「ふふっ、そんなに畏まらなくてもいいですよ。仲間同士、気を楽にして接しましょう♪」
「は、はい! 月様!!」
「アンタ変わり身異常に速いわね」

 月様可愛いぃいいいいいいいい!! もう話している最中ドッキドキが止まらないぜ! これはあれだな。雪蓮に対しての『愛情』とは別の一種の『萌え』だな。小動物を愛でているときみたいな感じ。ヤバいっすマジパネェっす。賈駆さんに脅されて良かったー!
 全力でフィーバーする俺を賈駆さんがドン引きした様子で見つめてくる。あぁっ! これは違うんです賈駆さん! これはあくまでも男性なら仕方がない生理現象の一種であって決してキモチガワルイ類のものではないんですよぉ!

「な、なんかすごく気味が悪
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