暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第3章 奪われし聖なる剣
第16話 善悪の彼岸
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
も部長たちがうまく抑え込んでいるみたいだな。作戦成功」


 一誠が安堵の息とともに、声を出す。
 リアスたちが、コカビエルを挑発している間に、聖剣を破壊するという作戦だ。
 彼女たちは、どうやら足止めに成功したらしい。
 別働隊の木場と一誠が、本命の聖剣使いを撃破したというわけだ。
 作戦を立案し、実行したリアスの手腕は、褒められてしかるべきだろう。


――と、そのときだった。


 突如、何かが飛来し、轟音とともに、一誠たちとエクソシストの間を土煙が舞う。


「何だと!?」


 辺りが晴れると、そこには――誰もいなかった。


「くそっ。逃したか。部長たちが失敗した様子はない。と、すると――新手がいるな」





「やあ。聖剣とエクソシストたちを返しに来たよ」


 凛とした空気に似合う言葉づかいをした少女が、ふらりと現れて言う。


「お前は……何のつもりだ?」
「なに。お近づきの印に手土産を、と思ってね。」


 警戒しつつも見やると、確かに、失ったと思っていたエクスカリバーで間違いない。


「何が目的だ」
「取引をしたいのだよ――――ボクの父と母について教えてほしいんだ」


――――堕天使たちとの宴は、まだ終わらない。 

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ