暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第3章 奪われし聖なる剣
第14話 力への意思
[5/5]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
発生している。
(ボクは、なぜ紫藤イリナを知らなかった?いくらなんでも記憶が全くないとは、不自然だ)
彼女によれば、ボクは日曜日を含め、週に1、2度は必ず会う仲だったそうだ。
ボクとの色々な昔話を楽しそうに語ってくれた。
あれこれと考えを巡らす。
マルチタスクをフルに活用して――ふと気づく。
(9歳の誕生日以前の記憶がない……だと)
事件のトラウマから忘れていたのだろうか。
いままで気づかなかったのも、そのトラウマのせいだろうか。
気づいたいまでも、漠然とした記憶しか思い出せない。全く覚えていないわけではない。
しかし、具体的な思い出になると途端に思い出せなくなる。
母がクリスチャンだったことも、紫藤イリナに問われて、なんとなく思い出したに過ぎない。これではまるで――――
――――まるで、ボクが9歳の誕生日以前に存在していないかのようだった。
◆
哄笑が鳴り響く。
「そうか、そうだった。ボクは―――――」
嘲笑が場を満たす。
「ほら、助けてやったんだ。ついでに、エクスカリバー2本分の欠片を前払いしよう」
失笑が漏れ出でる。
「お前は、悪魔陣営ではなかったのか?なぜ私に協力する」
微笑が相手を魅了する。
「あなたに聴きたいことがあるのだよ、『コカビエル』さん」
苦笑が噴き出す。
「取引に応じよう――『八神はやて』」
最後に微笑むのは、神か悪魔かそれとも――――
たとえば、そんなカタストロフィー
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ