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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第2章 見習い悪魔と不死鳥のハーレム団
第13話 永遠力暴風雪
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受けるのだろ?それに――焼き鳥に頭を下げるなんて、お断りだよ」
焼き鳥の挑発に、挑発で返す。
激昂するかと思ったが、相手は冷静さを保っている。
これまでの一方的な戦いで、油断という文字は、吹き飛んだのだろう。
(油断を捨てたコイツは、思ったよりも手ごわいな。三流悪役かと思っていたが)
「いくよ、シュベルトクロイツ」
『Jawohl.』
(だが、この勝負。ボクの勝ちだ)
――――見せてやろう。この日のために構成したボクのオリジナル魔法、その名も――
「――くらえっ、エターナルフォースブリザード!!」
『Eternal Force Blizzard』
「相手は、死ぬ」
◇
ボクの眼前には、氷漬けになったライザー・フェニックスがいる。
絶えず高温の炎を身にまとうことが可能な、彼は、余裕の表情で技を受け――氷の彫像になった。
不死性を持つフェニックス家の長男ならば、すぐにでも内側から炎を燃やしでてくるだろう――と誰もが思っていたはずだ。
しかしながら、しばしの時間が経過しても、変化はなし。
5分ほど経ってから、光に包まれて消えた。
『ライザー・フェニックス様、リタイアです。よって、リアス・グレモリー様の勝利となります』
ざわめきと、驚きの声が聞こえた。勝利したはずの、リアス・グレモリーでさえ、どこか茫然としている。
「ねえ、はやて。あの氷属性の魔法は、一体何なの?」
「ただの氷結魔法では、効果がないだろう?それくらいは、ボクも知っていたからね。あの魔法は、ボクのとっておきなのさ。詳細は、企業秘密だ」
「エターナルフォースブリザード……なんて恐ろしい魔法なの」
「人に向けて使うのは、初めてですが、これほどとは。マスターのオリジナル魔法は素晴らしいですね――名前があれですが」
実は、これは、前世の記憶をもとにしている。相手を凍らせる魔法で、何か強いものはないかと思案したとき、ふと頭の中に思い浮かんだのだ。
『エターナルフォースブリザード――相手は死ぬ』
かっこいい技名とシンプルな効果。まさしく、最強の魔法だろう。
ただし、使うと、全身に鳥肌が立ち、羞恥心が湧いてくるのが難点だ。
大規模な魔法にありがちな、反動だろう。
ただ、技名を叫んだとき、リインフォースが毎回のように微妙な顔をする。
なぜだ。納得できない。こんなに格好いいのに。
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