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妹なんていなければよかった (紗夜/日菜) 〜 Bad End 〜
本編
(未定)
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ー 3/16 - 氷川家 ー


いつもより早く目が覚めた私はリビングへと向かった。

そこには朝食を食べる日菜の姿があった。



「おねーちゃん、おはよー!」



昨日の暗い表情が嘘のように思えるほどの笑顔でそう言った。


「おはよう」


私は日菜の向かい側の席に座り、朝食を食べ始めた。



「ねぇ、おねーちゃん」


「?」


「………」
「やっぱりいいや…」


「そう……」



朝食を食べ終え身支度をした私は、日菜にCiRCLEに行くことを伝えて家を出た。




ー CiRCLE ー


「全員集まったわね」
「それじゃあ、練習を始めましょう」


「昨日Neo-Aspectやったよね」
「今日はどうする?」


「あこは新曲やりたいです!」


「私は…みなさんが練習したい曲を…」


「紗夜は?」


「………」
「私は……」
「LOUDERを…練習したいです」


「珍しいですね…氷川さんがLOUDERを練習したいなんて…」


「………」


「あ、あこはLOUDERでもいいですよ!」


「決まりね」







気がつけば2時間ほど練習をしていた。



「ゆきなー、そろそろ休憩しない?」


「あこももう体力がー…」


「そうね」
「休憩しましょう」


「じゃあみんなでお昼食べに行かない?気分転換も兼ねてさー」
「私行きたいところあるんだよねー」


「Roseliaでお食事ですか…いいですね…ふふっ」


「あこも賛成です!」


「紗夜は?」


「…そうですね」
「みんなで食べに行きましょう」


「それじゃあ早速行こう」






ー 昼食後 ファミレス ー


「美味しかったー」


「また今度来たいわね」


「気分転換できたし、そろそろ戻ろっか」


「そうね」
「気持ちを切り替えて練習するわよ」


「私はお手洗いに行ってくるので、先に外で待っていてください」


「はーい」










「お会計終わったけど、紗夜はまだ?」


「遅い…ですね…」


「私ちょっと見てくるね」






「あ、紗夜何してるの?」
「みんな待ってるよ」


「ごめんなさい」
「少し考え事をしていたわ」


「ほら、行こ?」
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