暁 〜小説投稿サイト〜
abnormal legend libiasan
解放令

[8]前話 [2]次話
魔王「邪教徒を許すだと?魔界ですら異端の狂った奴らだ」
ボナパルト「彼らを戦力とした例はあります」
魔王「カエサリオンやリバイアならできた、しかるにこの老骨には考えられん」
ボナパルト「できますよ」
魔王「そこまで言うならやってみせろ」

ボナパルト「やるぞ」
ジョーカー「おう」

ボナパルト「取り次ぎ願う!魔王軍第三魔将ジョーカー、副将ボナパルトだ!」
黒衣の兵士が襲いかかる
ボナパルト「ファランクス、手加減しろジョーカー」
暗黒剣を素手で弾き返すジョーカー
ジョーカー「弱い弱い!一番強い奴を出せ!」
司祭「魔王軍だと?なんという強さだ」
ボナパルト「畏れ多いぞ!こちらは黒き太陽、いずれ大魔王となるジョーカー様だ!」
ジョーカー「あ?」

ボナパルト「暗黒剣の達人、その他兵士をスカウトに来た。ここを魔王様の領地にする替わりに、食糧や物資を渡す」
教祖「初代リバイア様の時代より100年以上、我らは人として扱われなかった。ジョーカー様は我らの希望だ、従おう」

ボナパルト「暗黒剣の手練をスカウトした!」
兵士「ざわざわ…」
ボナパルト「第三軍団は身分を問わず新しい戦力を歓迎する」
飲んだくれ「やるのうボナパルト殿、リバイアの再来ではないか?」
ボナパルト「光栄な」
飲んだくれ「ボナパルト殿が魔王になってくれたら、わしの孫も安心じゃが…」
ボナパルト「魔王になるのはジョーカーですよ」

第一軍団長ケンプフ「おい下民」
ボナパルトはスルーした
ケンプフ「三軍!」
ボナパルト「私ですか?」
ケンプフ「貴様ら邪教徒を魔王様の領地に入れたな、穢れを持ち込むとは処刑だ!」
ボナパルト「魔王様から許可は頂いております」
書面を見せるボナパルト
ケンプフ「しかし、私は許さん」
ボナパルト「軍律上、ケンプフ将軍とジョーカーは同格です。それに魔王様の決済を職権で変えられるのは司令のみです。ケンプフ将軍は司令なのですか?司令と十二魔将は兼務できる根拠を教えて頂けますか?」
ケンプフ「下民のくせに理屈をたれるな!」
ボナパルト「軍律に基づき申し上げております」
ケンプフ「上官への態度が…」
ジョーカー「ボン」
ケンプフ「下民!貴様は邪教徒を招いた責任を…」
ジョーカー「あ?文句あるならかかってこい」
ケンプフ「いや、軍律で私闘は」
ボナパルト「では訓練の一環で試合を組みましょう」
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ