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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百四十二話
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タップするのとでどちらが早いか思案し、後者がましかと思い至る。

オリジナルコア達も最近余計な(一応誉めている)知恵を着けており、研究内容やログの誤魔化しを覚えている。

最たる例で言えばFA:Gの有機素体構築だろう。

たぶん今カンファレンスのログを見ても『人間観察タスク』や『情報収集タスク』の中に埋もれているだろう。

「……さてどうしよう」

「どうかしたのか兄様?」

スマホを置いて振り向くとぶかぶかのバスローブを羽織ったラウラが居た。

「前閉めろよ…」

アルビノ特有の白い肌が眩しい。

流石は軍人といったところだろうか。

すらりと細い体には薄く、しかし確かな筋肉がついている。

ふとウサミミに目がいく。

水に濡れたせいかしなっとなっている。

よく見れば髪がまだ濡れている。

「もっとよく髪乾かせよ…ほら、こっち来い」

体を起こし、ベッドにラウラを座らせる。

「イナバをシンクロさせている時はクラリッサか姉様にやって貰っていたのでな」

持っていたタオルを受け取り、魔法も併用しつつラウラの頭を乾かす。

「まだ憑依は慣れてないのか?」

「今回で3回目だ」

ラウラのウサミミがふっさふさに戻った辺りでクラリスを解放してバスルームに放り込んだ。

勿論サイコシャードの義手を戻す。

「うきゅ……兄様?」

「ふさふさもふもふだな……何て贅沢な手遊び…」

自分を慕ってくれるウサミミ美少女のウサミミをもふもふできるとか……うん…いいねぇ…。




side out











「おっふぅ………」

バスルームから出てきたクラリッサがおかしな声をあげた。

「ふおぉぉぉぉ………尊い……」

ベッドの上でラウラと一夏が抱き合って眠っていた。

ウサミミ銀髪美少女と猫耳黒髪幼女が抱き合いながらすぅすぅと寝息を経てている。

クラリッサは培ったすべての技術を投じて音を発てぬよう自分の荷物に近づき、スマートフォンを取り出した。

カメラアプリを起動し、フラッシュとシャッター音を切る。

そして音をたてずに写真を撮る。

足元からのショット、バストショット…100枚近くの写真を取った。

「ふへへへへへ………このデータだけは我が隊に持ち帰らねば……」












同時刻、インド洋海中。

「ちーちゃんちーちゃん。いっ君とらーちゃんの写真届いたよー」

「一夏とラウラの…? お前クラリッサと面識あったのか?」

「え? 勿論ハッキングだよ? ドイツ軍の端末はちーちゃんのスマホを通じて掌握済みだしね」

「おい…」

「大丈夫
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