暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第15話 距離を詰め直してみたり
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を展開。
 
「はやてちゃん、それ……」

「うん、現時点での資料。響達三人は警邏隊へ、事務の四人はそれぞれ二人組に別れて行った」

 でも、もう一つ。ロッサに頼んで調べてもらった消されたデータを展開して。
 
「……七人、いや八人(・・)全員九ヶ月で途中中退。その後三ヶ月の短期プログラムを受講後消息不明、二年前に経歴が現在に書き換えられた、と」

「……なんでここまでしたのか分からないです。そして、短期プログラムを受けた後の三年はどこにいたんでしょう?」   
 
「何かトラブルに巻き込まれた、としか分からへん。この情報は一旦私とリインだけで預かるよ」

「……はいです」

 展開されたモニターには、全員Bランクだったのがそれぞれ消えていた。
 この情報も真偽は不明やとロッサは言うとった。管理局のデータベースやなくて、断片データを集めてようやく出てきた情報やと。
 唯の空曹や一士にする処置やないんやけど。それをされるだけの何かがあったか……。
 
「ま、もうちょっと様子見や。調べないとあかん事は山ほどあるし、明日は教会から一人お使いで来るみたいやし」

「あ、シスターシャッハの後輩さんなんですよね?」

「せや。そのシスターアーチェが明日来るんよ。カリムからの依頼を持って。もしかしたらレリックかもしれへんし、そうじゃなくても行かないといけへんし」
  
「そうですねー。やることは多いですぅ……」

「せやなぁ。頑張ろうなー」

 その任務を受けるまでに、流のデバイスの修復と、響のデバイスの完成が間に合ったらええんやけど……難しいやろなー。
   
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