遠い遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・・・・。
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ればよいのだ。それならエネルギーのロスなく傷を治せる」
「教授は、実にすごいフォースの持ち主ですね」
「いや」
「アルバトロス」
「おお、これはマスター・ヨーダ」
「おまえさんのフォースの力は、少し力に頼りすぎてはおらんか?わしからすれば自身でもコントロール不可能なまでに力を加速させているように見える。それは危険だぞ」
「これはヨーダともあろうお方が、年のせいか、少し臆病になりましたか?アナキンの影が最近のあなたに不穏な影をフォースに与えている気がしますぞ?」
「いいや、フォースの力を増大させるより自身の精神性を上げることで心の平衡を保ち、無我の境地に至ることで自身と宇宙の統合を目指しておるのじゃ」
「ふむ、ですがクワイ・ガン・ジンの亡き今、あのものが黄泉の国から帰ってくるまで、オビ・ワンにアナキンを任せるのはどうでしょうか」
「なにか問題かな?アルバトロス」
「クワイ・ガンなればアナキンの心の弱さを見いだせたでしょうが、オビ・ワンはアナキンの心の陰りに気づかぬまま、アナキンの能力の高さに意地になっている様子。師というよりライバルや親友のように接しています。それもどちらかといえばアナキンの賢さに煙に巻かれているようだ。オビ・ワンのよいところは、成長は遅くとも、必ず自分を正しい方へ導くところです。しかしアナキンの力は巨大すぎるし、心も不安定なままだ、なぜパドメの護衛を任せたのです?アナキンは彼女に恋をしています。未熟な二人が心が成熟するまえに間違いを犯せば銀河系で暗躍するシスに漬け込まれます」
「そなたはではアナキンをどうみる」
「ですから、前にも申したとおり、アナキンをよく知るものを何故わたしに合わせてくれぬのです?」
「アナキンをよくしるものというとジャージャー・ピンクスをそちらへやっていると思うが」
「ふう、あの間抜けな頭にわかるように話して聞き出したところ面白いことをいいました」
「なんと言ったのじゃ」
「アナキンは、タトゥイーンに帰りたがってるのよ、とジャージャーが」
「タトゥイーン、まさか故郷が恋しいとな」
「ヨーダよ、あなたの若い頃を知っているから言うのです。あなたの場合、あなたの種族の中では最後の生き残りだった。だから使命感からして違っていたし、肉親がいないというところから自分が正しくあらねばならないという観点で強いジェダイになっていった。だが調べたら彼にはポッド・レースで優勝して奴隷だった自分を開放してジェダイにしてくれたクワイ・ガンには感謝しているがしかし、オビ・ワンに対しては完全になめきっている」
「そうか、しかし気があっているように感じるが」
「ふむ、たしかにそうも言えますが。ではあのアナキンの心の不安というよりもは恐怖からの焦りは一体なんです。クワイ・ガンがアナキンを発見したタトゥイーンにいけば
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