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緋弾のアリア ──落花流水の二重奏《ビキニウム》──
予行演習《プロローグ》
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たような、そんな具合になるだろう。それを逆手に取った。

こんな話は、理子としても見え見えの虚言だったろう。それでも、武偵殺しとしての信念のために、理子はアリアと接触するだろうことは、確信していた。同時に、武偵殺しの犯行の3件目──船と対になる飛行機、そこを舞台にした理由も、彼女に伝わっているだろうと思う。
敗北の対は勝利。武偵殺しの意図には乗らない。自分たちは、お前を、捕まえる──。


「さて、どうするんだい、武偵殺しさん。こうなった今、目的を完遂させる前に逃げるか、大人しく逮捕されるか──の2択に、君の選択肢は絞られたのだけれど」
「……それなら始めましょう、2人とも。この運命によって導かれた舞台は、既に幕を上げているのだから。オルメスとリュパン家の、因縁の舞台。オルメス4世と、リュパン4世の、ね」


──予行演習(プロローグ)は、これにてお終い。


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