第37話:これからの戦い
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トナーである大輔とヒカリは背に跨がると周辺の見回りに行く。
「何か一気に仲良くなったわねあの2人」
「数々の苦難を共に乗り越えたことにより生まれた絆…でしょうか?」
「うーん、何か凄い疎外感を感じるなあ。最初の頃の京さん達もこんな感じだった?」
「そうねー、何か置いてきぼりにされてるみたいでちょっとね」
「…あいつと一緒に築き上げてきた力……」
アルマジモン「伊織…元気を出して下さい。今はデジタルワールドの復興作業に尽力を尽くしましょう。」
「ねえ、ズノークッキーの爽快感がまだ抜けてないのアルマジモン?」
アルマジモン「?何を言っているのですかパタモン?僕は何時でもこんな感じですよ……だぎゃ」
【あ、戻りかけてる】
パタモンの問いに答えるアルマジモン。
最後に何時ものがついたためにアルマジモンが元に戻りかけてることに気付いた。
そして上空で周辺を見回っていた大輔達。
「大輔君、進化出来なかったのはやっぱり…」
「ああ、多分。ダークタワーの機能が復活したからだ。そろそろ敵も本腰入れてきてんのかもな…」
「…やっぱり賢君を受け入れてくれそうな雰囲気じゃないね…」
「仕方ねえって、1年間一緒にいた俺達とは違うんだよヒカリちゃん。時間が必要なんだ…こういうのは」
「…うん…」
「ヒカリちゃんだってあの1年間があったから賢を受け入れられたんだろ?大丈夫、いずれ受け入れてくれるって、あいつらは頑固だけど良い奴らだから」
「ふふ、大輔君がそう言うと本当にそう思えてくるから不思議」
「どうも…あれ…?ダークタワーが…消えてる……?」
いつの間にかダークタワーが消えていた。そして街から発生した轟音。
「今の…街から!?」
「消えたダークタワー…そして街から聞こえた轟音…まさか!!頼んだぜサジタリモン!!!」
「任せろ!!」
街に向かって最大速度で向かうサジタリモンSM。
パワーはパイルドラモンに劣るが、スピードは上回るため、すぐに到着出来た。
「「伊織(君)!!!」」
吹き飛ばされていた伊織を大輔が受け止め、伊織に攻撃を仕掛けたデジモンを見遣る。
「サンダーボールモン…向こうで戦ったことがある。小さい癖に攻撃力があるのが厄介なデジモンだ。」
「サジタリモン、お願い!!」
「任せろ、奴を叩き落とす!!」
一気にサンダーボールモンとの距離を詰め、ネフェルティモンの前足で地面に勢いよく叩き付けた。
「大輔、あいつは…」
「やっぱりそうか…サジタリモン、早くあいつにとどめを!!」
「ホーリージャッジメント…」
「止めて下さい!!」
「うおっ!?」
伊織が止め
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