第7話:シャウトモンX4
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見てきたことだって罪滅ぼしなんてもんじゃねえ、ただの自己満足だ…お前に恨まれるのが怖くって俺は本当のことが言えなかったんだからな…俺は…日々自らの技を磨きながら、決して自らデジタルワールドの戦乱に加わろうとしない自分の一族に疑問を持っていた…何のために自分の強さはあるんだろうってな…だから一族を離れ、バグラ軍に入った。そこで自分の力をひけらかしていい気になってたのさ。敵味方構わず犠牲を撒き散らしながらな…一族の連中は分かっていたんだ!そんな風に力を使っても周りや自分を傷付けるばかりなんだってな…滑稽なもんさ!俺は誇らしげに牙や爪を振るいながら、その実、一族の誇りに泥を塗り続けていたんだ…!」
「ドルルモン…君は…」
「何も言うなスティングモン。だから…俺はもう戦わないのさ。今更、正義の味方面して平和のために戦うなんざ…俺には烏滸がましい。フ…タイキ達には悪いが…これが俺の最後の面目なんだ。」
ドルルモンの言葉に賢達は何も言えなくなるが、キュートモンは口を開く。
誰よりもドルルモンと長い時間を過ごしてきたから。
「ドルルモン…僕は…僕はドルルモンにそんな寂しそうに笑って欲しくないキュ!!もっと前を見て…未来の幸せのために笑って欲しいキュ…!!」
「キュートモン…」
「ヒャッ…ヒャヒャヒャヒャヒャ!残念だったな!!貴様達に明日はない…我らがジェネラルは赤の軍に関わる殆どのデジモンを抹殺せよとご命じだ!!」
全員が声に反応して上を見上げるとガオスモンとボムモン、そしてバロモンが此方を見下ろしていた。
「(ブルーフレアの刺客…!スティングモン達が後をつけられたか…!)賢!アカリ!キュートモン!乗れっ!!俺達だけでも脱出するぞ!!スティングモンは援護を…」
「だっ…駄目キュ!!」
「「「キュートモン!!」」」
ガオスモンに向かっていくキュートモンにアカリ達は叫ぶ。
勢いをつけてキュートモンはガオスモンに頭突きをした。
「ガオッ…!?」
そしてガオスモンにしがみついて噛み付く。
「ばっ…馬鹿!!何やってんだ離れろ!!」
「たっ…戦ってキュ!!ドルルモン!!烏滸がましくても…恥ずかしくても…戦士の誇りはきっと戦うことでしか取り戻せないキュ!!見ててキュ!僕だって…僕だって一緒に…!!」
「駄目だキュートモン、離れるんだ!!」
もう1体のガオスモンがキュートモンを尾で弾き飛ばす。
「キュートモン!!」
「お前達!!」
スティングモンがガオスモン数体を蹴り飛ばし、倒れたキュートモンにドルルモンが駆け寄る。
「馬鹿野郎!!何だってお前はっ…里の仇かもしれない俺なんかのために…!!」
体を張り、ボロボロになってまで自分のために戦おうとした
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