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ドリトル先生と日本の鉄道
第二幕その七
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「日本の鉄道技術は凄いよ」
「全くだよ」
「さっきの蒸気機関車もよかったけれど」
「日本の鉄道は新幹線だね」
「何といっても」
「僕もそう思うよ。ただ日本は新幹線も凄いけれど」
 それだけではないとです、先生は博物館の中のその新幹線の車両を見つつ動物の皆にこうお話しました。
「他にも凄い車両が一杯あるんだよ」
「八条鉄道にも他の鉄道会社にも」
「いい車両が沢山あるんだね」
「そうなんだね」
「そうしたものも観ていこうね」
 こう言ってです、そしてです。 
 先生達は新幹線の運転室も観ました、その機械の場所こそが当時の最新技術の結集でそこも素晴らしかったです。
 その運転室も観てです、今度は二階建ての車両八条鉄道のその車両を観たのですが。
 皆は唸ってです、こう言ったのでした。
「ロンドンは二階建てバスだけれど」
「これも日本にもあるけれど」
「二階建ての車両ね」
「こうしたのもあるんだね、日本には」
「そう、日本人の発想はね」 
 まさにそれはと言う先生でした、皆はその二階建ての車両の中に入って上下の階どちらも観ています。
「こうしたね」
「二階建ての鉄道車両もなんだ」
「思い付いたんだ」
「二階建てのバスみたいに」
「そうなんだ、この発想は新幹線にも入っていてね」
 先程皆で観たその車両にです。
「こうしてね」
「活かされていて」
「二階建ての新幹線もあるんだ」
「そうなのね」
「そうだよ、新幹線には食堂車もあったし」
 食事をするその場所がというのです。
「二階建ての車両もあるんだ」
「この車両みたいに」
「そうした車両もあるんだね」
「新幹線には」
「そうなんだ、新幹線はもう新幹線だけで確立されていて」
 そしてというのです。
「新幹線以外の車両もね」
「こうしてだね」
「二階建ての車両があったりして」
「色々車両があるのね」
「日本には」
「企業も路線も多いだけあって」
 鉄道大国と言われるだけあってです。
「鉄道も凝っているんだ」
「それでだね」
「二階建ての車両にも乗れるんだ」
「日本にいれば」
「そうだよ、下に乗ればこの高さだと」 
 今先生達は下の階にいます、先生はその高さの窓から外側を観て言いました。
「頭の高さに駅のホームがあるね」
「ああ、丁度足元だね」
「そこにくるんだねこの高さだと」
「そうなんだ」
「そうなるよ、それで上の階だと」
 先程までいたそこからはどうなるかといいますと。
「見下ろす形になるよ」
「それも面白いね」
「どっちもね」
「何か僕この車両に乗って旅をしたくなったよ」
「私もよ」
「全くだね、じゃあ次はね」
 先生は皆にさらにお話しました。
「ブルートレインを観に行こうか」
「ブルー
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