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DQ5〜友と絆と男と女  (リュカ伝その1)
72.ハッピーエンドは廃れない。
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て衰退した国家を再建させるべく、幾つかの法案を実行する。

国民への衣食住を確保する為、商業・工業の発展を促す為の新たなる開拓事業を発足。
海運業の発展を促す為に、港の新規建設。
海路の確保の為の、海軍発足。
グランバニアの森を切り開き、港と王城への道を整備。
その為の物資運搬等への利用可能な運河を、グランバニア山から海まで開河させ開拓事業へのサポートと共に、運河沿いに新たな営みの場を築き人口増大へ拍車をかける。

以上の開拓事業を行う為に財政確保の一環として、貴族への課税法案を強行。
一時、貴族達が武力による抵抗を見せたが1週間で鎮圧。
理由は簡単。軍の高級士官達は貴族だが、一般兵達は平民である。
武力発起後も纏まった戦力が集まらず、戦場へゴレムスの肩に乗って姿を現した陛下を前に、あえなく投降。
これにより、財政難は一挙に解消。
新たなる国造りへ向けて、国家全体が動き出しました。

また、未来を担う子供達の育成をスローガンに、義務教育法と言う法案を実行する。
義務教育法とは、その年に6歳になる子供から15歳になる子供を対象に、無料(全額国家負担)で教育を受ける為の法案だ。
今までグランバニアでは…イヤ、他国でも、教育を受けられる者は一握りで、家族内に博学な者が居るか、家庭教師を雇うだけの裕福な家柄の者しか教育は受けられなかった。
これにより、貧富の差を少しでも無くし、国家の未来を安定させ、国力を向上させるのが陛下の狙いである。
ふざけている様に見えても、やっぱり凄いな!お父さんは…

僕とポピーも義務教育を受けている者の一人である。
身分を秘匿し、一般平民として学校に通うのは結構楽しい。
友達も幾人か出来たし…
彼女は………まだだけど…



僕とポピーが学校から帰ると、オジロン国務大臣がポピーに泣き付いてきた。
「おぉぉ!ポピー!!済まぬがリュカを…いやいや、陛下を連れ戻してきてはくれぬか」
どうやらまたの様だ。

お父さんは真面目に政務を行うのが性に合わないらしく、度々城を抜け出してはルーラで何処かへ逃げてしまう。
世界でルーラを唱えられるのはお父さんとポピーだけな為、度々ポピーに泣き付いてくる。
「このところ毎日ですね…」
「陛下にも困ったものだ!」
あまり勝手にふらつかれると、弟妹が増えるやもしれない…
正直やめてもらいたい。

「昨日はラインハットだったし、今日はサンタローズかな?」
僕の提案にポピーは、
「そんな単純な人じゃないでしょ!今日もラインハットへ行ってみましょ」
嬉しそうに答えるポピー。

「そんな事言って、コリンズ君に逢いたいだけじゃないの?」
コリンズ君とは、ラインハット王国の兄王陛下、ヘンリー様のご子息で、僕の親友…
「何よ!悪い!!」

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