暁 〜小説投稿サイト〜
ゴジラ対エヴァンゲリオン(仮)
第二話  機龍フィア、機能停止!
[1/15]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
 尾崎がシンジの傷ついた精神を治すために過度の精神感応能力を使いすぎてぶっ倒れた後日。
 第三新東京に、次の使徒が出現した。

 使徒が現れる…、それすなわち。

『東京湾にゴジラ出現! まっすぐ第三新東京を目指し進撃しています!』

 ゴジラが使徒をぶっ殺しすために上陸してくることである。

 第三新東京は、地球防衛軍の出した厳戒令によりゴジラ迎撃エリアに指定されたため、そこに住む住民達は、地球防衛軍の保証のもと、他県へ移住を強制されることとなった。
 サキエル襲撃時にゴジラが来て、機龍フィアとネオGフォースの激戦は、すでに都民に知れ渡っており、その被害も凄まじかったため地球防衛軍の令で強制移住となってもすんなりそれを受け入れた。
 避難しつつ、移住の真っ最中の住民達の中に、ゴジラの襲来の放送を聞いて顔を怒りに染める少年が一人いた。
 鈴原トウジ。サキエル襲来時にシェルターに妹と共に避難したのだが、ゴジラの襲撃によってシェルターがもたず負傷者が出てしまったのだ。その負傷者の中に彼の妹がいたのである。
 だからトウジは、大事な妹に怪我を負わせた原因を作ったゴジラに憎しみと怒りを抱くようなったのである。
 だが相手は、授業や教科書でも耳にタコになるほど聞かされてきた伝説の怪獣王ゴジラである。なんの力もない民間人が相手になるわけがない。
 再び第三新東京に来たゴジラに、トウジはただただ悔しさに拳を握り、歯を食いしばって耐えることしかできなかった。
 そんな彼に悪魔の囁きがかかることとなる。
「なあ、トウジ…。ちょっと話があるんだけど。」
 クラスメイトで友人の相田ケンスケである。
 大人達の目を掻い潜り、物陰で二人はヒソヒソと話し合った。
「なんやケンスケ、こんな時に?」
「俺らもうすぐ他県に移住するだろ? それも地球防衛軍の命令で。」
「せやな。第三新東京がゴジラと戦うための戦場になるさかい…。」
「それなんだよ! ゴジラってさ、別に東京じゃなくったって世界中あちこちの都市や街を襲ってるのに、なんで第三新東京なのかって疑問湧かないか!?」
「んー、確かニュースじゃ、使徒がゴジラを呼び寄せて、第三新東京に使徒が必ず来るからそいでゴジラが来るからとかやったような…。」
「そこ、そこなんだよ! なんでゴジラは使徒を狙うのかって詳しい情報がまだ開示されてないんだって! ネルフのサイトも閉鎖されちゃってさ、パパのIDでも全然情報が得られないし、それになにより! 機龍ってあのゴジラそっくりのロボットだ! そうメカゴジラ!」
 ケンスケは軍事オタクである。
 ついでに学校では女子の写真を勝手に盗撮して、売りさばいているとか…?
 ついでに父親がネルフの職員なのを利用して勝
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ