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DQ5〜友と絆と男と女  (リュカ伝その1)
66.因果と言う言葉がある。ヤッちゃったらデきちゃった。因果である。
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この後でヘンリーに呼び出しを喰らい、2〜3時間の説教を受けました。



<グランバニア城>
ピピンSIDE

休暇として頂いた1週間など、あっと言う間に過ぎ去った。
お袋に親孝行も出来たし、ドリス様に思いを告げる事が出来たし、思い残す事は何もない。
俺は隣で寝息をたてるドリス様を眺め、幸せに浸る。
昨日の夕刻にリュカ様達がお戻りになった様だ…
俺はドリス様を起こし、服を着させて準備をする。


中庭へ出るとリュカ様ご家族他、皆さんが揃って待っていた。
「おや?お楽しみ過ぎて遅刻かい?ピピン、ドリス…」
何で簡単に気付かれるのだろう?
互いの親にしか、我々の関係はまだ言って無いのに…
オジロン閣下から聞いたのか?

「か…からかわないで下さい!皆さんがお早いだけです」
「メンゴメンゴ。ところで…オジロンは知っているのかい?君達の関係を…」
どうやらオジロン閣下からの情報では無いようだ…リュカ様は鋭すぎます!
「親父には言ったわ!『反対したらブ殺す』って?」
「ちぇっ…つまらん!」
言葉の割には嬉しそうだ…リュカ様流の祝福なのだろう。


全員が揃い、準備万端なところでリュカ様がみんなに話し始めた。
「みんな、これから赴く魔界は兎に角恐ろしい所だ。モンスターもこちらとは比べ物にならない程、強く邪悪だろう。『やっぱり帰りたい』等と後から言っても手遅れになる。残留を希望するのなら今しかないから…遠慮せず、恥ずかしがらず、手を挙げて」
リュカ様が手を挙げて皆を促す。
………………

しかし誰も手を挙げない…
無論だ!
皆、思い残す事は無いのだから!
「リュカ様!ご無礼ながら申し上げます。リュカ様に頂いた1週間で、我々は思い残す事の無い様過ごしました。皆、リュカ様に命を捧げる覚悟でここに居ます!」
ドリス様が俺の手を強く握ってくれる。
愛する人と共にいれば何も怖い物など無い!

「ピピンのバカチン!!」
え!?
何故…怒られたの?
「僕は命など捧げて欲しくは無い!いるかー、そんな粗末な命!!1週間の休暇を与えたのは、故郷から…この世界から離れたくないと思わせる為なの!死ぬ気になって欲しかった訳じゃないの!もう、無駄に1週間過ごしやがって!!」
………さすがリュカ様…懐が深い…
死ぬ覚悟を決める1週間では無く…生きて帰る決意を高める為の1週間…
その通りだ!思いを告げただけで満足してはダメだ!
俺はドリス様と…いや、ドリスと添い遂げるのだ!

ピピンSIDE END




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