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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第39話 因縁の再開!フリードと現れし元凶、コカビエル!
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のままだとマズい事になるな、なんとしてもコカビエルからそいつの事を聞きださないとならない」
「そのためにも必ず勝たないといけませんね……」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!兵藤一誠が赤龍帝なのは本当の事なのか!?」
「それにグルメ界とかグルメ細胞とか一体何の話をしているの?」


 私たちの会話を聞いていたゼノヴィアさんとイリナさんが何の話か分からずに説明を求めてきました。コカビエルのせいで二人にバレてしまいましたね……


「2人共、隠していて悪かったな。コカビエルが話した通り俺は赤龍帝なんだ」
「まさか君があの赤龍帝だったなんて……だがどうしてそれを言ってくれなかったんだ?」
「赤龍帝だと分かれば俺に危害を加えようとする奴が現れると思ったからだ、2人を信用していなかったわけじゃないが教会に所属している以上話すことが出来なかった」
「そういう事情があったのか。確かに赤龍帝の事を知っている者が君に危害を加える可能性もあるだろうしそれに関しては納得した」
「じゃあグルメ界って言うのは何なの?」


 イッセー先輩の説明にゼノヴィアさんは赤龍帝だったことを隠していた事に納得してくれました、すると今度はイリナさんがグルメ界について質問してきました。


「グルメ界については後で説明する、今は説明している時間も惜しいからな」
「……分かった、でも必ず教えてよね」
「約束する」


 イリナさんは取りあえず納得してくれたようでそれ以上は質問することはありませんでした、でもグルメ界の事を話すということはイッセー先輩の事も話さなくてはならなくなります。


「イッセー先輩、いいんですか?それを話すということはイッセー先輩の事も聞かれますよ?」
「構わないさ、イリナは恐らく俺が神崎一誠なんじゃないかと感づいているだろうしな。本当なら話す気はなかったがコカビエルのせいでバレてしまったんだ、もう隠すことは出来ない。覚悟はしているさ」
「……分かりました、先輩がそう仰るのなら私もこれ以上は何も言いません」


 小声でイッセー先輩と話して先輩の覚悟を知りました。だったらどんな結果になろうとイッセー先輩を支えることにします。


「皆、ここから先は完全な死が待っている戦場になる。そこに向かう覚悟は出来ているか?」
「勿論よ、イッセー。私が管理する町は私が守って見せるわ!」
「イッセー君と一緒なら怖くなんてありませんわ」
「私もイッセーさんと一緒に戦います!」
「僕は過去と決着をつける、だから一緒に戦わせてほしい」
「主の為に私はここに来た、そして新たな仲間が出来た……それを守りたい、だから覚悟は出来ている!」
「私も戦うよ!自分の為に!皆の為に!」
「勿論私も一緒に戦いますよ、師匠!」
「グワウ!」

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