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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第37話 教会の闇、祐斗の過去とイッセーの幼馴染
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とが出来た。その後はイッセー君の家に戻り小猫ちゃんたちと合流した。


「お帰りなさい、イッセー先輩!」


 既に小猫ちゃんたちは帰ってきていたようで、イッセー君の姿を見た小猫ちゃんが勢いよく彼の胸に飛び込んだ。


「ただいま、小猫ちゃん。そっちは何か収穫はあったか?」
「いや、残念ながらこちらでは何もつかめなかった」


 ソファーに座っていたゼノヴィアさんがイッセー君の質問に答えた。よくみると彼女の膝を枕にしたアーシアさんがソファーに横たわって眠っていた。


「アーシアは寝てしまっていたか、もう朝方だし無理もない。シャワーでも浴びて皆も眠った方がいいだろう」
「あ、なら私がお風呂を焚いておいたので入ってください。私とゼノヴィアさんとアーシアさんは先に入りましたので後は先輩方だけです」
「おお、それはありがたい。ありがとうな、小猫ちゃん」
「えへへ……」


 小猫ちゃんはイッセー君に頭を撫でられて嬉しそうに笑った。


「じゃあ先に紫藤から入ってくれ、俺と祐斗で最後に入るからよ」
「分かったわ、日本のお風呂なんて久しぶりね〜」


 その後はゼノヴィアさんとアーシアさんが用意された部屋で就寝してイリナさんがお風呂から出てくるまで僕とイッセー君はゲームをして遊ぶ事にした。小猫ちゃんの姿が見えないけどもう寝ちゃったのかな?


「はあ〜……良いお湯だったわ」


 お風呂から出てきたイリナさんがリビングに来た、肌はほんのりと赤くなってちょっと色っぽい。


「紫藤、湯加減はどうだった?」
「もう最高だったわ、やっぱり日本のお風呂は最高ね。ずっとシャワーばかりだったからなおさらだわ」
「随分と風呂に慣れているようだが紫藤は日本暮らしの経験でもあるのか?」
「うん、小さい頃はこの町に住んでいたの」
「!?ッ……そうか、なら久しぶりの風呂に入れてよかったな」


 おや、一瞬イッセー君の表情が歪んだような気がしたけど気のせいだったかな?


「よし、じゃあ俺たちも入ってさっさと寝るか」
「そうだね、それじゃイリナさん、おやすみなさい」
「うん、おやすみ」


 僕たちはイリナさんと別れて浴室に向かった。


「うわ〜、結構広いんだね」
「広い風呂が好きだからちょっと奮発してみたんだ。結構いい出来だろう?」


 イッセー君の家には地下室があり浴室は地下にあったんだけどちょっとした銭湯みたいだね。


「よし、じゃあ最初に体を洗うか。祐斗、俺が背中を洗ってやるからそこに座れよ」
「えっ、いいのかい?」
「偶には裸の付き合いをしてもいいだろう?遠慮すんなって」
「……じゃあお願いするね」


 イッセー君に背中を洗ってもらい、
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