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雪音クリスの休日
05
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 その後、クリスだけでなく、シンフォギア装者の心の闇が色々と発覚した。
 響とかも心が壊れていて、男なんか一切信用してないし、司令と緒川と一部スタッフ以外は汚らしい物だと考え、リディアンから出て男だらけの場所に行くのを極端に嫌い、「世界を救う? 一体何のために? 何それ美味しいの?」状態のテロリスト思考で、コンサート中に奏に救われたのと、リアル友人だけが心の支え、あの時の自分と同じような子供を救うために正義の側に立って変身したが、敵がノイズだったり人間じゃなかったりしたので戦えている。
 最近は錬金術師だとか自動人形(オートスコアラ)とか、敵が人間化していて、軍事政権がノイズまで使って、未来を改造して装者にしてみたり、マリアに切歌に調は実験動物だったとしても一応人間。
 スタンフォード監獄実験などと同じで、「正義の味方」と言う役割を与えられて、大義名分を持っているからこそグレていないだけで、精神鑑定した結果、テロリストより酷い価値観を持っていて、自分がシンフォギア装者だと持て囃されたり、未来や友人をノイズから救えた実績があるからSONGで勤務しているだけで、数値的には他の装者並みに悪く、人間とか人類に愛など欠片ほども持っていないのが判明した。
 もしこの世から未来と友人と母親お祖母ちゃんが消えると、クリスみたいに悪のシンフォギア装者に一瞬で転向するし、もうすぐお祖母ちゃんが年齢的に寿命を迎えてしまうので、敵側から別の大義名分を耳元でウィスパードされちゃうと、仲間を引き連れて破壊者側にとらば〜湯する。
 給料の金額とかも高かったりすると、即人類の敵に転職して、ホームグラウンドテロで自分に石投げた奴とか問答無用で皆殺しにする。

 クリス、マリア、切歌、調は言うまでもなく悪のシンフォギアで、ガチのテロリスト出身。
 家族を持っていて正常に子供時代を過ごして、その日の食事や住処の心配もなく、大過なく生活できたのは翼ただ一人で、リンカー組は薬物処理されていた実験動物。
 マリアの「マムに救われた」「厳しくても真心が籠った躾けを受けた」と言うのも、ウィル博士に植え付けられた偽の記憶で、妹も実験に使われてぶっ殺され、全員ただの実験動物として飼育されていた。
 敵勢力が崩壊したのと、響にぶん殴られて精神を注入されたので、「タイマン張ってからはマブダチ」と言うヤンキー思考で統一されているのも判明。
 響のガングニールは「手を繋ぎあう能力」ではなく、敵でもノイズでも何でも、「相手をグーでぶん殴れば精神支配出来て、敵が錬金術師でもホムンクルスでも神様でも、ぶん殴って拳で語り合ってしまえばマブダチ」と云う聖遺物でシンフォギアなのも判明した。

 リンカー組が実験されていた件についても、人類代表として風鳴司令からマジ土下座、マジ謝罪、男の熱い涙を見せられた
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