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クリスマス記念作品
プレゼントは?
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子がいるんですけどどうしたらいいかわからなくて授業に遅れそうです。」
『中橋さん、いま夏村未来って言ったわね。すぐに学校に連れてきなさい。』
「えっ。わかりました。」
裕香が電話を切ると、
「学校に連れてこいだって。」
「えぇー。学校に連れていってどうするの?」
「わかんないけど早く行こう。急がないとそど子のまたおこられちゃうよ。」
引っ張られながら走る未来。

「遅いわよ、ってどうしたのよその子?」
そど子にじょうきょうを話すと、
「へぇー。こんなに小さい子が17歳で、最近陸では騒がれている銀河鉄道とかいうのに所属している中将だって言うわけ?」
「そうなんだよ。そど子、悪いんだけど未来さんを蝶野教官の所に連れていってくれない?」
「そど子って言わないで。無理よ、だって冷泉さんがまだ来てないもの。」
「いつまでこうされていればいい訳?」
腕を引っ張られている未来が梨華に質問をした。
「ごめんなさい。」
「それにしても小さい学校だね。僕の学校の半分くらいの大きさしかないや。」
「どれだけ大きいんですか!?」
「広さでは東京ディ*ニーラ*ドの倍くらいかな。ちなみに埋め立て地だからね。そこに駅も在るから結構な広さだと思うよ。」
「駅ってJRですか?」
「JRも有るし、なんといっても銀河鉄道の所有している学園だからもちろん銀河鉄道のもあるよ。それに」
「それに?」
「今年の春の戦車道大会に学校の演習用市街地が会場にも選ばれてからね。」
「演習用市街地?それっていったい何ですか?」
未来が呆れて、
「人が一人も住んでいないところに練習用に作られた市街地。モデルは学校から近くの鳴海市かな。」
「つまり実際の街を再現した所で試合をすると言うわけですね。」
「そうそう。」
「裕香、蝶野教官を連れてきてくれないかな。」
「いいけどどうして?私たちが行けばいいのでは?」
すると梨華が未来を指差しながら、
「未来さんを連れて蝶野教官の所に行くには時間がかかりすぎてしまう。」
「わかったわ。ちょっと待っててね。」
裕香が走って蝶野教官の所に向かった。
「梨華さん達は戦車道でもやっているの?」
「えっ。そうだよ。」
「僕も一様ね、軍事関係について教えることもあるから詳しいと言えば詳しいんだ。」
「へぇー。」
「ホントだよ。何なら後で来てみるといいよ。証拠を見せてあげるから。」
「それは無理なんだ。」
「どうして?」
「もうすぐ大会があるんだ。それに勝たないといけないから。」
「プラウダに勝っただけでも十分じゃないの?」
「どうして知ってるの?」
私は驚いた。
「だって僕、戦車道連盟の会員だもん。正確には理事かな?」
「未來さんは、どれ程偉いんですか。」
「偉くないから。それにさん付けなんて
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