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死神と呼ばれた転生者
第4話
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リュウイチ「それは無理だね。お前はもう大量虐殺者、俺が殺すこの『死神』が」

 俺はツインビームサイズを持たせた。

 リュウイチ「『トランザム!!』」

 ブルーがメッサーラに近接すると逃がさない様に、ツインビームサイズで大型スラスターを切り裂いた。
 そして両足、両腕と徐々に斬り落とし、止めを刺そうとした時カミーユが邪魔をした。

 カミーユ「もう抵抗出来ないじゃありませんか」
 リュウイチ「コロニーで無念に死んで行った者達にもそう言えるのか。カミーユ」
 カミーユ「でも今まで仲間だったじゃ無いですか」
 リュウイチ「悪いが俺の仲間に民間人を平気で虐殺する奴はいない」
 カミーユ「しかし・・・・・何をうおおおおおーーーー」

 俺はZガンダムをフルパワーで、殴り飛ばし前を退けさせた。
 そしてメッサーラのコックピットに、ツインビームサイズを突き立てた。
 最後に欠片も残さずツインバスターライフルを撃ち消し飛ばした。

 カミーユ「レコアさんーーーー。何故!! 殺したぁーーー」
 リュウイチ「カミーユ。お前はいかに自分勝手を言っているのか分かっていない」
 カミーユ「・・・・・・」
 リュウイチ「レコアもそう、フォウもそうお前は被害を受けた者の事を全く無視して、自分の理屈を人に押し付ける」
 カミーユ「・・・・・・」
 リュウイチ「聞いたがお前ティターンズに、お袋を殺されたんだってな」
 カミーユ「それがどうした」
 リュウイチ「その時お前はどんな気分になった」
 カミーユ「ティターンズに復讐してやると思ったさ」
 リュウイチ「嘘だな。お前はそんな感情を持っていない。持っていたら何故ティターンズに入った奴らを庇う」
 カミーユ「フォウは利用されただけだ」
 リュウイチ「一般の兵士も上官の命令で仕方なく動いている。どう違う」
 カミーユ「・・・・・・」
 リュウイチ「レコアは明らかにエゥーゴを裏切り、虐殺を指揮した。意味が違う」
 カミーユ「だけど殺す事は」
 リュウイチ「自己満足で基準をすり替えるな!!」
 カミーユ「・・・・・」
 リュウイチ「レコアが生きたまま捕まったとしてどうなる。大量虐殺者である事には変わりない。待っているのは極刑だけだ」
 カミーユ「・・・・・」
 リュウイチ「そんな事も分からんなら、戦争を止めろ。次俺の前に立つならお前でも殺す」

 俺はアーガマに帰投した。


 UC0087年12月26日
 グリプス2が月面都市グラナダを攻撃する為、移動を開始した。
 エゥーゴは再度アクシズと交渉、サイド3を譲り渡すのを条件として取り付け、クワトロが頭を下げた事でコロニーレーザーを破壊する事を了解した。
 エゥーゴはティターンズ艦隊を引き付ける為、攻撃
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