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おぢばにおかえり
18部分:第四話 大学の中でその一
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ろまで来て」
「せんぱーーーーーいってね」
「よくもまあ毎日」
「何でいつも来たのかしら」
 それがどうしてもわかりません。自宅生なんだから素直に自宅に帰ればいいのに毎日毎日わざわざ夜に来ていたんです。北寮の男の子達と一緒に。
「本当に」
「ってわからないのね」
「こりゃ困ったことだ」
 皆急に私に対して言いだしました。
「!?何が?」
「何がってちっち」
 友達の一人がきょとんとする私に対して呆れたような笑みを浮かべて言ってきました。
「そういうのもわかりなさい」
「苦労するわよ」
「それも彼がね」
「彼がねって」
 これはわかりました。私に言ってるのじゃないですから。
「新一君が?」
「そうよ」
「ほんっとうにわからないのね」
「って何がよ」
 本当にわかりません。皆何を言いたいんでしょう。

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