暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第25話 敵の名はGTロボ!活性、グルメ細胞!!
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元に向かった。



『ググッ……糞ガッ!!イキナリ殴リヤガッテ!!』


 GTロボが俺目掛けて突っ込んできた。


『ブッ殺シテヤルゾ!美食屋イッセー!!』
「来いよ、GTロボ!!」


 俺の拳がGTロボの右の頬に当たりGTロボの拳が俺の頬を掠める。


「うるぁあああっ!!!」


 今度は反対側の頬を殴りGTロボを吹き飛ばした。


(……硬いな。二酸化チタン、それにカーボンの匂いが僅かにする。奴のボディはカーボンファイバー配合のチタン合金か。打撃でのダメージは期待できねえな)


 俺は奴を殴った籠手からする奴の匂いを嗅ぎ相手のボディに使われている物質を割り出した。赤龍帝の籠手で殴ってもヒビ一つ入らないとは敵とはいえ見事な技術だ。


「だが操縦者はクズそのものらしいがな」
『グダグダト煩インダヨ!死ネ、ピーラーショット!!』


 奴が腕を振るった瞬間、俺の右腕の皮膚がはがされ血が噴き出した。


「んなっ!?」
『クキャキャキャ!野菜ノ皮ムキ機ナラヌ人間皮ムキ機ダ!体中削ギ落トシテ内臓ヲ引キズリ出シテヤル〜〜〜!!!』


 GTロボは見えない何かを飛ばして俺の体中の皮膚をはがしていく。


「ふん、所詮は皮むき器の切れ味だな!日焼けして皮膚がはがれる程度だぜ!」


 俺は高速で奴に接近して力を溜める、体が硬くても間接までは硬くないと判断した俺は奴の関節部分にナイフを喰らわせた。だが逆に赤龍帝の籠手にヒビが入った。


「なんだと!?」
『クキャーキャキャキャ!!『食技』人肉オロシ!!』


 GTロボの指がガリガリと俺の体の肉を削っていく。俺はダメージを負いながらもなぜ奴にナイフが効かなかったか考える。


『キャッキャッキャ!馬鹿ガ、コイツハ新型ダゼ!!『超高分子特殊ポリエチレン』デ出来タ関節ニ『強化アラミド繊維』ノ体毛デ覆ッタ体ヨ!隙ナンテ無ェンダヨ、ボケガ!!』
「聞いてもいないのに説明ありがとうよ!」


 再び俺の皮膚を見えない何かで削っていく。どうやらこの攻撃の正体は強化アラミド繊維を高速で飛ばしていたってことか。


「なら本当に隙がないか試してやる。5連……釘パンチ!!」


 俺は5連釘パンチをGTロボに喰らわした。奴は身体をくの字に曲げて大きく吹き飛んだ。


(ぐっ、今日は3回も5連を使っちまったからな。腕が限界だ……)


 俺の釘パンチはドライグの倍加の力で殴った相手の衝撃を倍加させて内部から破壊する技だが倍加させた数ほど負担が大きくなるので今の俺は5連までが限界だ、それを一日で何回も使い過ぎた。これ以上釘パンチを使えば腕が壊れてしまう。


 
『クキャーーー!
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