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前世の知識があるベル君が竜具で頑張る話
ほーじょーのおんなしゅじん
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「おいガキ。悪い事ぁ言わねぇ。さっさと帰れ」

「おいベート」

リヴェリアの注意を無視して、彼女は続けた。

「お前みたいなのじゃぁ英雄なんて無理だよ」

「やってみなくちゃわからないじゃないですか!」

「っは!弱い奴の逃げ文句だな」

そして、ベートは言ってはならない言葉を、ベルのプライドを、根幹を傷付ける言葉を、吐いてしまった。

「どうせお前の爺さんもよわっちぃんだろう?」

ベルの瞳に、涙が溢れる。

斯くして。

「お爺ちゃんをバカにするな!
貴女こそファミリアに属してる癖に一匹狼気取りですか!
そういうのダサいんですよ!
ばーかばーか!」

そう言い残したベルは、リヴェリアの膝から降り、豊饒の女主人から出ていった。

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