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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第22話 久々の日常、小猫デートします!!後編
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…小猫ちゃん、よかったらここで遊んでいかないか?俺、小猫ちゃんとプリクラとってみたいんだ」
「えっ、本当ですか?……嬉しいです。私も先輩とプリクラをとってみたいって思ってましたから」


 まさかのイッセー先輩からのお誘いに驚いてしまいましたがそれも一瞬で嬉しさで胸がいっぱいになっちゃいました。だって私からじゃなくてイッセー先輩から誘ってくれたんですよ、こんなの嬉しいにきまってるじゃないですか!!


「行きましょう、イッセー先輩!ほら、早く早く!」
「そんなに慌てなくてもゲーセンは逃げないって」


 イッセー先輩の手を引っ張ってゲームセンターの中に入り二人でプリクラを取りました。イッセー先輩の頬が触れ合ってしまうくらいに引っ付いてプリクラを取りました。一枚だけ先輩の頬にチュッとキスしたものも取れたんですがその時の先輩の顔が真っ赤で面白かったです。


「小猫ちゃん、ああいうイタズラは程々にしてくれよ」
「ふふっ、ごめんなさい。先輩にイタズラしてみたくなっちゃって」


 ペロリと舌を出して先輩にウインクすると先輩は顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまいました。


「先輩、どうしました?もしかして怒っちゃいましたか?」
「いや、違うよ。顔が赤くなったのを見られるのが恥ずかしくなっただけさ。(あっぶねー……小猫ちゃんが可愛くて思わず顔をそむけてしまったじゃねえか)」
「……?変な先輩?」


 その後は先輩と一緒にいろんなゲームをして遊んでいたんですがそこで思わぬ人たちに会ってしまいました。


「あれ、イッセーじゃん……って小猫ちゃん!?」
「なんでイッセーと小猫ちゃんが一緒にゲーセンにいるんだ!?まさかデートか!?」
「松田に元浜じゃねえか。お前らこそどうしたんだ、こんなところで?」
「俺たちは遊びに来てただけだ。そんなことよりも詳しく聞かせてもらおうじゃないか」
「そうだそうだ。なんで小猫ちゃんと一緒なんだ?まさかデートか!?」


 ……最悪です。イッセー先輩の友人である松田先輩と元浜先輩に出会ってしまいました。正直言って私はこの二人が苦手です。覗きの常習犯だしエッチなものを学校に持ってくるしとやりたい放題やってました。それでついたのが『変態二人組』という二つ名で正直関わりたくないと思ってたくらいです。その二人と出会ってしまったからにはデートの邪魔されるのは間違いないでしょう。


「まあデートみたいなもんかな」
「そうか、それならいいんだ」
「抜け駆けしやがってよー、コイツめ」


 ……あれ?なんでしょうか、この和やかな雰囲気は?てっきり激情してイッセー先輩に殴りかかっていくんじゃないかって思ってたのに全く違う反応をしているのに私は困惑してしまいました。


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