暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第三話
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
翌日、精霊を見て暇を潰していたら姉と父が母さんと一緒に来たのが視えた。

姉は一言で言うなら『可愛い』。

え?他に無いかって?あるけど最初に浮かんだのが『可愛い』なんだよ。

原作では一夏に『真面目な狼』なんて言われてたけどすげぇ可愛い。

当たり前だがまず原作に有ったような近寄りがたい雰囲気がまだない。

次に若干つり目っぽいけどそこがまたチャームポイントになっている。

最後にこっちに向いているにこにこと純粋で無垢な笑顔がとても美しい。

某最強ゲーマーの兄曰く、
『可愛いは、この世で唯一不変の正義』
その意味を理解した今日この日。

例え、正しさが人の物差しで変わり、大人にも分からない幻想だとしても、この事実は変わらないだろう。

それと姉さんの周りには光球がいくつかついて回っている。

精霊に意思は無いはずなので魔法の適正が有るのだろうか?

父は一言で言うなら色男、イケメンで瞳に何か強い意思と優しい光を宿しそれがより魅力的に見せる無精髭が似合う三十代ぐらいの男。

え?わらない?要するに真面目で短髪の加持さんだよ。

母さんとこの父さんから産まれたんなら美形だよな。

この人も俺達の前から居なくなるのだろうか?

原作ではその存在以外の一切が描かれてない二人だが、こんなにも優しい目をした人達がどうして自分の子を…

これは今考えても仕方の無いことだ、いつか分かるだろう。

願わくば、その時は…

二人が俺に話しかけてきた。

「一夏、大きくなれよ。お前は母さんと俺の子供だからイケメンだろうなぁ、今から楽しみだ。」

「もう、貴方ったら」

父さんは腕を組んで笑いながら言って母さんは照れた様子で微笑んでいる…ウワーアツイナー(棒)。

「いちか、げんき?おねえちゃんだよ。
ねぇ、おかあさん いちかだっこしていい?」

初めて聞く姉の声は凛として透き通った鈴のような声だった。

姉さんは俺を抱っこしたいようで母さんに尋ねた。

「ええ、良いわよ。ちょっと待ってね、……はい気を付けて、落としちゃダメよ」

俺は母さんに抱き上げられた後、姉さんの腕の中におさまった。

「ふふ、いーちか!」

姉さんはご満悦のようでニコニコしている、頼むから落とさないでくれよ。

にしても慣れてるな、ああそうか、篠ノ乃箒を抱っこしたことがあるのかもな。

それと気になることがいくつかある。

まず初めに姉さんの周りに暖色系の光球が集まっていることだ。

最初は精霊かと思ったが姉さんが俺を抱っこしてから増えていた、つまり姉さんのテンションが上がってからである。

きっとこの光球はプシオンでは無いのだろうか?

原作では思考や魔法の行使
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ