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ヘタリア大帝国
3部分:TURN1 殿軍その三
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揮する将兵達に述べるのだった。
「ではそれで宜しいですね」
「よし、じゃあやってやるぜ」
 ここでだ。丈の短い軍服にだ。顔に白い鉢巻をした威勢のいい顔の若者が出て来た。眉はしっかりとしていて髪は短く刈り左手には木刀がある。
 その彼が出て来てだ。こう言うのだった。
「中帝国の奴等ぶっ潰してやるぜ」
「あっ、田中雷蔵さんですね」
「ああ、祖国さんも俺のこと覚えてくれてるんだな」
「近頃よくお見受けしますので」
 それでだとだ。日本はその男田中に答えた。
「若手将校のホープだとか」
「おう、攻めの田中だよ」
「そうですか。貴方が第二艦隊にですか」
「そうさ。気合入れて頑張らせてもらうぜ」
「ではお願いしますね」
「祖国さんの為なら火の中水の中だぜ」
 田中は笑みを浮かべながら言う。

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