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緋弾のアリア ~とある武偵の活動録~
~prelude~
~The tragedy comes suddenly~
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―ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!


ズザッ ザッ ザザザザザザ……


「…………ッ、痛ってぇ……」

全身打撲。かすり傷…………ひでえな、これ。制服も汚れたし。

……それに追い討ちをかけるようにさらに10台のセグウェイが俺の前に立ちはだかる。

神様、俺何か悪いことしました……?


ーチャキッ。懐からベレッタを抜―こうと思ったのだが、


バババババババババババババッ!


すかさずUZIが9mmパラベラム弾をぶっぱなしてきた。

普通の人間なら、死んでいるだろう。確実に。
だが今は脳内物質βエンドルフィンを分泌させている。
そのお陰で、中枢神経・運動神経は常人の域を遥かに越えている。

照準は頭一点。なら簡単だ。体を反らして弾を避ける。

ズガガガガガガガガガガガガガンッ!

そして、体を起こすと同時にベレッタをクイックドローし、フルオートでUZIの銃口目掛けて撃った。

パパパパパパパパパパンッ!

そして、

ドオオオオン!

爆発した。 やったぜ。

さて……後始末は鑑識科に頼もう、そうしよう。



「とりあえず、キンジのとこだな」

―どこらへんに行ったっけ……


いた。体育倉庫だった。
だが、キンジの姿はなく 代わりにあの女の子がいるだけだった。 キンジどこ行った?

「あら、生きてたのね」

生きてちゃダメなんですか!?

「生きてる。あのくらいで死にはしない。あと…さっきはありがとうな。助けようとしてくれたんだろ?俺とキンジを」

「別に。武偵憲章1条、仲間を信じ 仲間を助けよ。 それを遂行しただけよ」

その女の子…名札を見ると、神崎・H・アリアっていうのか−がそっぽを向く。 顔赤いぞ?ツンデレか?

「それにしても…あのくらい、ねぇ。あれを1人で倒したっていうなら大したものね… 」

「アリア、何をボソボソ言ってる… あ、名前で呼んでいいか?」

「別にかまわないわよ?だったらアタシもアンタのこと彩斗って呼ばせてもらうわ」

「どうぞ御自由に。ところでキンジどこにいったか知ってるか? 」

「あんなヤツの居場所なんて知るかっ!」

…………何があった……?
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