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俺のペットはアホガール
『あっくんの小さいアレ』5-2
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かぽーん。

「っあぁ〜たまらんっ」

「気持ちいいね〜」

「ごくらくごくらくだし〜」

「生き返ります〜」

「………ふふっ」

「爺か貴様らは」

ああぁ気持ちいい。温泉につかっていると日頃の疲れが癒されていくようです……って!! 皆さんと仲良く温泉につかって癒されている場合じゃないんでしたっ!?
今回の私は主役! このお話の神と言っても過言ではない存在! このお邪魔虫である千代紙さん達をなんとしてでも露天風呂から追い出して、竹で出来た壁の向こう側にいる斎藤くんと……イイ感じに///

「あっくんも女湯来るぅ〜♪」

「「んなっ!?」」

って何を言っているんですかっこのアホは!!!?

「行くわけねぇだろ!!!」

壁の向こう側から斎藤くんの声が。そ、そうですよね! いくらなんでも斎藤くんがベルリンの壁を乗り越えてこちら側にやって来るわけないでしよねっ!?
もし……乗り越えてやって来る時が来たとしたらそれは……私を壁の向こう側へ連れ去ろうとした時とかっ!?

「キャァァァァァァ////」

「???」

「おい女。このブクブク女はなにがしたい」

「あー……無視しといてあげてください。会長は色々お疲れなんですよ……きっと」

「ふーん……そうか」

もしくは結婚式場で花嫁の私を連れ去ると時とかっ!? それか亀の親玉みたいな怪獣に攫さらわれた私を赤いMの帽子をかぶりオーバーオールを来た配管工のおじさんみたいに助けに来てくれた時とかっ!?

「キャァァァァァァ///」

「あのブクブク女は無視するとして、あっちのはなんだ」

「もぉー照れなくたっていいんだよ、あっくん♪」

「照れてないわ、アホ!!」

「………あれは人類の汚点です」

「………なるほどそうか」

※案外とはっきりものを言う美希ちゃん。

「もぉー。昔はよく一緒に入ったのに、照れ屋さんなんだから♪」

「一緒に!?」

「会長……どこに食いついているんですか……」

く、食いつくなんて人聞き悪いわね朱雀さん。私は別に食いついたりなんてしてないわ。
……ただ少し気になっただけです。

※それを食いついたと言うのではないでしょうか…。

「可愛かったな〜……あっくんのち●ち●!」

「なっ///」

「あ……あはは///」

「むぅ〜ブクブク」

「………ふぅ」

「アホ子〜どんなんだったし、教えろだし〜♪」

「こーんなちっちゃくって〜♪」

と、千代紙さんは親指と人差し指で10pくらいを表していました。

「そ、そんなの!?」

小さい斎藤くんの……

「嗚呼アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ……ハッ!
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