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俺のペットはアホガール
その十二「生徒会長は今日も真面目です」
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ないだろ?」


「え?」


「こいつらの親から授業料貰ったから、仕方なくだな…」


「一時間、1000円だしー」


「うちは5000円だよー」


お母さん、あっくんと駄菓子に投資するのは惜しくない! って言ってたもんね。



「……分かりました」


「あ? なにが?」


あれっ? なんかりっちゃんも体プルプル震えてない…? 冷房効きすぎで寒いのかな?


「貴方! そこに正座しなさーい!!」


「「「……なんで?」」」


「貴方達のその腐った性根! 私が叩き直して差し上げます! 

 さ、立って! そして座って正座です!!」


鬼だ……りっちゃんは基本優しくてすっごく良い子。でも…地雷を踏むと鬼になります……鬼のりっちゃんは何処でも構わず、正座させられて永遠にお説教されるのです…。


「つらいよー」


「足痺れたし」


「なんで……俺まで…」


「……え? つらい? そんなことで音を上げるくらいなら、そもそもそんなことしなければいいのです!」


そんなことってどんなこと!? なんでりっちゃんが怒っているのか全然わっかんないよー!!


夏休みの宿題も難しいけど、りっちゃんはさらに難しいよ!


「ほらそこ! ちゃんと私の話聞いてます!?」


「ハイー!! 聞いてますよー、足シビリビレー」






こうしてアホ子達3人はりっちゃんの気が済むまで(約3時間)正座し続けて、足はビリビリボロボロでしばらく動けなかったそうな―ちゃんちゃん♪



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