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仮面ライダーエグゼイド バグ技 仮面ライダープロット
第2話「Revengeの理由」
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切な息子だよ!」
灰馬の言葉にプロットは怒鳴る。
「飛彩、それは本当か?」
「ああ、あの時点で、オペをしても破裂した内蔵の修復は不可能だった。出来ないオペを行わないのは、ドクターの鉄則だ。」
「そうだったのか、飛彩。」
灰馬は飛彩に確認を取る。
「だからって、何で復讐をするのですか!亡くなられた翔平さんは、きっとそんなこと望みません!」
永夢はプロットにそう言う。
「そんな事、言われなくても解っているよ、お前以上にな。翔平は昔から争いが嫌いだった。あいつの奥さんも、翔平のそういう所が好きで翔平と結婚したからな。でもな、それでも俺が、俺達が復讐しようと思った理由はただ一つ。あいつは、四カ月後にお父さんになるはずだったんだ。」
「えっ?」
プロットの言葉に永夢は驚く。
「ここの産婦人科に通っている水無瀬綾歌は、翔平のかみさんだ。翔平は、半年前に漸く一軒家を買えたってたのしそうに話していた。そんな幸せな家庭が、こんな糞下らない屑の遊びの所為で破壊されて、憎しみがわかないわけ無いだろう!」
「でも、だからってやっていい事と悪い事があります。残された方は、亡くなられた方の分まで生きていかないと」
「んなこと簡単に言うな!世の中そんな綺麗に出来ていない。契約者が死んだ一軒家は?シングルマザーとして生きて子供を産んで育てないといけない綾歌さんは?その子供は?簡単に言うな!」
「それはみんなで協力して…」
「出来ると思っているのか?ホントおめでたいな。そんな境遇の親子を、世の中は受け入れない。それに、俺達はそれだけで復讐を決意したわけでは無い。俺のもう一つの顔は、同人ゲームサークル『バグスターウイルス研究所』のサークル主で、翔平もそのメンバーだった。」
プロットがそう話していると、
「大丈夫か、プロット!」
「衛生省に捕まったって本当!?」
レイズと助六がやってくる。
「お前達、どうしてここに!?」
「忘れたか、プロット?パーソドライバーには認証アカウントが入っている。それをたどってここに来た。」
プロットの質問に、レイズは答える。すると、
「えっ!?じゃあ、あのサークル主ってあんただったの!?」
ニコは驚く。
「そうだが。」
ニコの言葉にプロットは答える。
「何か知っているの、ニコちゃん?」
永夢はニコに質問する。
「知らないの?五年前、突如として現れて、参加から二年でシャッター側サークルに登り詰めたゲームサークルの長だよ!」
ニコが永夢に説明していると、
「てめえ等、どこでバグスターの事を知った?五年前にはバグスターの事なんて世の中に広まっていなかっただろ。」
大我はプロット達に質問する。
「花家先生、私達の事を忘れちゃったの?」
助六はそう言い、
「五年前の事だ、俺達もすっかりあの頃と違う。俺達が何
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