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和-Ai-の碁 チート人工知能がネット碁で無双する
第一部 佐為編(桐嶋和ENDルート)
第08話 決意
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部屋を整理し引っ越したばかりの新生活の準備を整えながら考えた。
まず目標としては「元の世界に帰る」ことが第一。
そのためにはアバウトだけど“神の一手”に役立つことかなと考えた。
アニメでも必ず「神の一手を極める為に」っていうナレーションが入ってたし……。
あっ、漫画版とアニメ版って差異があるのかな?
うーん。どちらかというと漫画派だから分からん。
和なら全部分かるんだろうな。アレはヒカ碁に限ってはコアなオタクだから。
で、まあ僕が“神の一手”の為にできることは単純に考えて二つかな?
(1)彼女-桐嶋和-を見つけ出して物語に干渉する
(2)ノートパソコンに宿る和-Ai-を使って物語に干渉する
ぶっちゃけ僕は桐嶋和を見つけて彼女さえ良いなら、この世界で人生やり直しても……まあ最悪は問題ない。なので彼女を探すことが最も優先度が高い。
もしかしたら名前が変わっているかもしれない。
もしかしたら姿形が変わっているかもしれない。
けど物語に関するイレギュラーが現れたら分かりやすいかな?
アキラのプロ試験のときに、漫画に出てこない女の子がプロになっちゃうとかね。
あとレギュラーキャラやモブキャラが強化されてても怪しいはず。
もしかして男キャラに乗り移ってたら嫌だけど(汗)
……あまり深くは考えないでおこう。
ノートパソコンというか和-Ai-だけど……ターゲットとしてはsaiとtoya koyoだよね。
この二人のネット対局の結果として佐為は消えるわけだし、あと塔矢名人も引退しちゃうからな。
となると勝負は二年後か……。塔矢アキラが春から中学生というのが分かったから二年以内に何とか和(ホンモノ)と和-Ai-が二人と対局できる舞台を整えること。
こうやって改めて考えるとヒカルの碁は、佐為がヒカルに、ヒカルを通してアキラに、そして作中強の棋士である塔矢行洋に“神の一手”に続く閃きのバトンを手渡していく物語って感じがするね。
碁の神様の悪戯に巻き込まれた身としては、佐為が消える前に未来の人工知能によるヒトの領域を超えた一手を体感して欲しいという気持ちもある。
というかsaiって作中で負けなしだよね?
和-Ai-がsaiを負かしたらどうなるんだろ??
未練が残って成仏(?)できないんじゃあ……そういうシナリオ??
正直なところアマチュア初段の腕前では、この世界の囲碁のプロ棋士の強さって分からないけど…。
未来の世界で本因坊リーグ入りして天元の挑戦者となった和(ホンモノ)が、中学生の進藤ヒカルや塔矢アキラに負けるとも思えないし、塔矢行洋名人や藤原佐為が相手でも劣ってはいないと思う。
そして「わからない強さ
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