暁 〜小説投稿サイト〜
白き竜の少年 リメイク前
出立準備
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ハルマ達が賊に夜桜が奪われたとの報を受ける前、国の西にある砦にダイゴとシリュウはいた

「ダイゴ!たかだか下忍にしてやられたようですね」

鋭い目で自身を見つめ、言い放つシリュウの言葉にダイゴは悔しそうに唇を噛み、拳を握る。しかし、言い返す言葉がなく、ただそうする事しか出来ない

「・・・・ただ、今回は大目に見ましょう。しかし次の役目での失敗は許されない」

「次の・・・・役目・・・・・・」

目を閉じ、シリュウの話に聞き入る

「この刀は名刀にして妖刀。名を夜桜。これを奴らは狙って来る筈。貴方はそれを守りなさい(とは言え、軍勢を手配するので、役目を果たす必要はないかもしれませんがね)」

「・・・・・・了解」

自身の後ろから甲高い、子供の声が聞こえてくる

「だけどさ、それだけじゃあつまらなくない?」

黒の長い髪が特徴の少女。ハルマ達よりずっと幼いその少女に二人は一筋の汗を垂らす

「レイ??貴方が何故、ここに??」

シリュウが驚き混じりにレイに訊ねる。すると彼女は待ってましたとばかりに笑顔を見せる

「面白そうだから見に来たんだ♪」

「それより、もっと面白くしない?」

何か策がある。そう考えた二人の唇が弧を描く。それはレイに任せるという意思表示でもあった






そして、時を戻し・・・・・・マキトの言葉に皆が驚き、目を見張っていた。そんな中、皆と同じように驚きつつもリンがマキトに問いかける

「どういう事ですか?」

「報告によると奴らは商人を襲って奪うと、国の最西端にある岩戸砦に向かったようです」

彼らは街が襲われた混乱時の後にやったという事になる。完全に先手を取られたとマキトは悔し気だ

「そいつらはどうしてるんだ?」

「負傷を負い、今は治療を受けております」

「でさ、これからどうすんだ?乗り込むのか?」

レツが聞くとマキトは今の現状を述べていく

「すぐ乗り込むには戦力が足りません。今は街の被害を受けて2小隊が未だ街に。他にも1小隊が負傷。重傷者も出ています」

「ここから全速力で向かっても着くのに時間がかかるわ」

「夜明け前に襲撃するとしたら夜には出た方がいいな」

オビトがこれからの任務の危険度を考え、ハルマ達に残るように言おうとしたが、それはアサヒの一言によって構わなかった

「私も行きます」

途端、マキトが慌て、静止する言葉を投げ掛けるがアサヒの覚悟は固い

「姫??な、なりません!危険過ぎます??」

「私も覚悟を決めました・・・・夜桜を取り返す為に命を懸ける覚悟を」

「私も連れて行って下さい」

アサヒの目がオビトとリンをまっすぐに見据える。そこに強い覚悟があるのを二人
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ