暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
1章 魔法少女登場
傷ついたフェレット
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 今日は先ほどの時間で将来の夢についての授業だった
そのことを屋上でお昼を食べながらお話していた。

「将来か〜、アリサちゃんとすずかちゃんは、もう結構決まってるんだよね?」

「親が会社経営だし、いっぱい勉強してちゃんと跡を継がなきゃくらいだけど?」

「私は機械系が好きだから、工学系で専門職がいいな〜って思ってるけど」

「2人とも凄いな〜」
「なのはどうなのよ?」

 俺は静かに聴いていた。
小学生のとき必ず出される質問だよな
そしてそのとおりに
うまく行った人は数少ないけれど

 なのはは何かを考えているみたいに少し黙っていた。

「このままいけば翠屋二代目よね?」
「うん。それも将来のビジョンの一つではあるんだけど。
やりたいことは何かあるような気がするんだけど、まだそれがなんなのかハッキリしないんだ。
私特技も取柄も特にないし…」

 それを聞いたアリサがいきなり立ちあがり、なのはを押し倒してからなのはにキャメルクラッチをした。
しかもアリサオリジナルっぽく
通常キャメルクラッチは、首に腕をかけるはずだが
アリサスペシャルは、口に手をかけてい〜ってやっている

「なにがとりえがないのよこの馬鹿あんたのおかげですずかともなのはとも友達になれたんでしょうか」
 
 なのはのその際に放った自虐的な言葉が、気に召さなかったらしく、なのははアリサに頬を引っ張られながら言い訳していた。

 そしてすずかは目をおろおろして戸惑っているようだ

「そうよなのは、私はあの母の日に勇気をいただいたわ。
それに何度も背中を押してもらっている
とりえがない人間に私の背中を押せないわ」

 俺がなのはに言い切った。
アリサのお仕置きが終わって

「もう〜ありさちゃんひどいよ〜」

「でもなのはちゃん。あれはなのはちゃんも少し悪いと思うよ」

 すずかがなのはに話していた。

「相変わらず仲良し3人娘ね」

「「「4人 (だよ)」」」

 突っ込まれてしまった。

 そして放課後
俺は塾に通っていないが、3人の塾の分かれ道までいつも一緒に帰っている

「あ、こっちこっち! ここを通ると塾に行くのに近道なんだ」

「え、そうなの?」

「ちょっと道悪いけどね」

 アリサの言うとおり、道が舗装はされておらず、でこぼこしていたり、石ころが転がってもいた。
だが、アリサが先導をして、なのは達はアリサの後を付いて行く。
俺はその後ろをゆっくりと歩いていた。

[・・・・]

魔力感知

 そして、しばらく歩いていると、なのはが何かを探すようにきょろきょろと辺りを見回し始めた。

「どうしたの?」

「なのは?」

 なのはが突然き
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ